東北地方において今後予想される地震の被害

地震で20万人規模の被害が発生

・宮城県、山形県では都市部を襲う地震により、12〜20万人規模の被災者が出ると予想 されています。
■宮城県沖地震による想定被害
●震度分布
●想定される地震及び被害の概要
想定地震
宮城県沖地震(連動)
マグニチュード
8.0
予想震度
県北部の鳴瀬町から桃生町にかけての地域、小牛田町から南方町にかけての地域で震度6強、これらの周辺で震度6弱。





建築物
全壊・大破棟数
7,595
半壊・中破棟数
50,896
火災
炎上出火数
158
焼失棟数
2,874
人的
死者数
164
負傷者数
6,170
短期避難者数
122,174

出典:
宮城県地震被害想定調査に関する報告書(平成16年3月 宮城県)
■山形盆地断層帯地震による想定被害
●震度分布
●想定される地震及び被害の概要
想定地震
山形盆地断層帯地震
マグニチュード
7.8
予想震度
村山、最上、置賜の各地域の都市部が震度6以上、震源近くの河川沿いでは一部震度7。庄内地域を含め全県的に震度6弱の地域が分布。





建築物
全壊・大破棟数
34,792
半壊・中破棟数
54,397
火災
炎上出火数
156
焼失棟数
297
人的
死者数
2,114
負傷者数
21,887
避難所生活者(ピーク時)
202,444

出典:
山形県地域防災計画 震災対策編(平成16年7月 山形県)

海溝型地震で20m以上の津波が発生

・明治三陸地震(1896年)と同じタイプの地震が発生した場合、高さ20m以上の津波が、三陸沿岸を襲う可能性があると予想されています。
■1896年明治三陸地震による海岸の津波高さ(平均潮位)の推計
出典:資料:
中央防災会議「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に関する専門調査会(第10回)平成17年6月」資料

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