総合学習の報告

胆沢ダム、一関遊水地、祭畤大橋
『岩手大学 工学部 社会環境工学科 現地研修会』

国土交通省 岩手河川国道事務所、胆沢ダム工事事務所
岩手県 県南広域振興局

開催日時 平成22年10月1日(金)
実施場所 胆沢ダム、一関防災センター、祭畤大橋
参加者等 岩手大学 環境建設工学科 3年生 計62名

岩手大学 工学部 社会環境工学科3年生を対象に、岩手県内で行われている社会基盤整備を知るとともに人材育成を図ることを目的に、胆沢ダム、一関遊水地、岩手・宮城内陸地震で被災した祭畤大橋で現場研修が行われました。
当日は、初めに日本国内でも有数の規模であるこの胆沢ダムを見学しました。担当者より、胆沢ダムの目的、ダム概要の説明に受けたり、ダムの規模にも応じた大型建設機械にも触れ、搭乗などの体験をしてもらいました。
午後からは、岩手・宮城内陸地震の被災した現地を歩き、道路の地割れや祭畤大橋の落橋状況・新設橋について、一関防災センターでは北上川の治水対策の歴史や遊水地事業の役割を学びました。

胆沢ダム

胆沢ダムでの記念撮影 大型建設機械に搭乗してもらいました

一関遊水地事業(一関防災センター)

北上川治水対策の概要説明 一関遊水地事業を説明

岩手・宮城内陸地震の被災(祭畤大橋)

地震により被災した道路 祭畤大橋落橋までのメカニズムを説明

当日は、爽やかな秋晴れと天気に恵まれた現場研修でした。今回は、全国的にも有数な規模である胆沢ダム、一関遊水地の事業、地震の被災した道路・橋を目の当たりする等、貴重な体験をしてもらいました。社会基盤整備としての知識だけではなく、今後の進路・生き方としても皆様のお役に立てれば幸いです。

地域づくり