出前講座

一関市立桜町中学校の出前講座

開催日時 平成22年9月1日(水) 9:00~12:00
実施場所 一関防災センター あいぽーと
参加者等 一関市立桜町中学校 一年生の皆さん 20名

桜町中学校の総合学習の一環として、 「治水」と「北上川の環境保全」をテーマに、一関防災センター あいぽーとの会議室で出前講座が行われました。

初めに高橋出張所長からは、最近のゲリラ豪雨について説明があり、前日に発生した時間雨量が98mmは恐怖を感じるような大雨であり、川の水位も1時間で1.5m上昇するなどその危険性を学びました。また、北上川の治水対策として、一関遊水地の役割、大雨に対する遊水地の効果を興味深く受講しておりました。

次に、NPO法人 北上川流域連携交流会の軍司さんより「北上川の帰化植物」をテーマに説明があり、河川環境について学びました。実際に河川敷へ移動し帰化植物と思われるものを生徒の皆さんより採取・調査をしてもらいました。採取した植物を軍司さんより分類してもらったところ、アレチウリ等の約10種類の帰化植物と判定されました。

ゲリラ豪雨の説明を聞く皆の顔、真剣です。 一関遊水地についての説明を聞きます。
帰化植物見つけた!? 帰化植物ってどんな植物かな?

本日は、一関市と治水対策の関わり、帰化植物をとおした北上川の環境を学んでいただきました。講座終了後も積極的に質問する生徒さんが多く、関心の高さがうかがえ非常にうれしい出前講座となりました。参加した桜町中学校の皆さん、最後までお付き合いありがとうございました。<(_ _)>  

長い時間、おつかれさまでした★

岩手河川国道事務所では、事業や施策について、地域の皆さんにもっと知っていただくとともに、皆さんがお持ちの様々な疑問などにお答えする場の一つとして「出前講座」を開設しておりますので、ぜひご活用ください。

地域づくり