
遊水地(ゆうすいち)
「遊水地」とは、洪水の時に一時的に水をためて下流に流れる水の量をへらすためのものです。ふだんは水田などに利用していて、洪水のときだけ水がたまるしくみになっています。
北上川では、一関遊水地の整備(せいび)が進められています。

●一関遊水地
洪水が起こるたびに一関市とそのまわりには、大きな被害(ひがい)がもたらされてきました。特に、昭和22年のカスリン台風、昭和23年のアイオン台風の被害は大きく、このような水害から地域(ちいき)を守り、下流部の洪水被害を小さくするために一関遊水地をつくる計画が立てられました。
計画では、一関遊水地は北上川の両岸に3か所作られます。第1遊水地が820ha、第2遊水地が470ha、第3遊水地が160ha、全体で1,450haとなり、全国で2番目の大きさになります。一関遊水地は洪水の時に下の3か所に合わせて毎秒1,900立方メートルの調節を行うものです。

●一関遊水地の横断模式図(おうだんもしきず)

●周囲堤(※)標準断面図(しゅういていひょうじゅんだんめんず)

※周囲堤・・・遊水地のまわりにつくられる堤防 |