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しゃかいの部屋 |
交通網の変貌
道路の整備効果は計り知れない効果を浜通り地域にもたらしてくれました。
50年前の交通網
浜通り地域では古くより利用されてきた陸前浜街道を中心にいくつかの旧街道が利用されてきました。しかし当時の交通・輸送手段の要は何といっても鉄道でした。
《一般国道6号》
主に福島県内を通る一般国道6号(旧陸前浜街道)は、これまで同様に人道として使われ、浜通りの集落や漁港、鉄道の各停車場を接続するものでした。このため幅員が狭小でカーブが多く勾配も急であり、常磐線との交差箇所が13箇所あり、橋梁のほとんどは木橋でした。
《一般国道49号》
平から郡山に至る一般国道49号は、古くは岩城街道と呼ばれ、さらに平〜新潟を結ぶ国道新平線として知られてきました。この道は阿武隈山地を横過するために、急カーブ、急勾配があいつぎ、そのうえ花崗岩崖がそびえ立つ隘路となっていました。当時は郡山へ行くにも一日がかりの行程が当たり前でした。
50年前
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