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胆沢ダムの本体工事では、「確実な品質の保持」「徹底したコスト縮減」を図るため、平成15 年2月 から「マネジメント技術活用方式(CM方式)」を試行的に導入しています。 この方式は、従来の施工管理システム(発注者・工事請負者)に監理業務者 CMr (=Const ruction Manager:コンストラクション・マネージャー)を加えた三者形態となる新しい施工監理シ ステムです。 CM方式については、発注者、工事請負者、CMrの三者でお互いに切磋琢磨し、技術的な 議論を活発に行うことにより、品質管理、工程管理、コスト縮減に効果を上げています。 |
@発注者とともにロック材の材料判定を行ったり、材 料採取に係る各種技術提案を行っています。 |
A発注者とともにダムの基礎岩盤の確認検査を 行ったり、岩盤の処理工法に係る各種技術提案を 行っています。 |
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B発注者、CMr、工事請負者の三者による調整 会議については、毎月平均11回程度実施する など、活発な議論・調整を行っています。 |
C発注者、CMr、コンサルタントの三者で、設計段階 から打合せを行っており、設計の現場適用性の向上、 コスト縮減提案の面で効果を上げています。 |
平成18年3月、マネジメント技術を活用したロックフィルダム建設試行評価委員会において、現地ヒア リングやモニタリング調査に基づく、本施工管理システムの現段階での効果と課題について、中間報告 書として取りまとめられました。 |
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