記者発表資料 |
平成18年5月19日 |
秋田河川国道事務所 |
雄物川下流、子吉川 「重 要 水 防 箇 所」の 合 同 巡 視 を 実 施 〜 本格的な出水期を前に水防体制を強化 〜 |
洪水時において、水防上特に注意しなければならない箇所を「重要水防箇所」と呼び、河川管理者及び地元水防団は適切且つ迅速な水防活動を実施するため、重要水防箇所をあらかじめ熟知しておく必要があります。 秋田河川国道事務所では、本格的な出水期を前(水防月間)に、秋田県・秋田市・由利本荘市の水防関係者で構成される「雄物川・子吉川洪水予報・水防連絡会」の水防活動の一環とし、下記の日程で「重要水防箇所の合同巡視」を実施します。 |
重要水防箇所の合同巡視日程 雄物川下流 : 平成18年 5月22日(月) 13時20分 茨島出張所集合 子吉川 : 平成18年 5月24日(水) 子吉川は、午前と午後に分かれています。 ≪午前の部≫由利本荘市(旧本荘市) 9時30分 子吉川出張所集合 ≪午後の部≫由利本荘市(旧由利町) 13時30分 由利本荘市中央コミュニティーセンター集合 重要水防箇所とは・・・ 洪水時に危険が予想される箇所で、重要度により下記のランク付けがされています。 なお、毎年見直しを行い、関係地元市町村や水防団などに周知しています。 (例:堤防高) Aランク:(水防上最も重要な箇所)現況河道断面において計画高水流量規模の洪水が流下したときの水 位が現況の堤防高を越える箇所。 Bランク:(水防上重要な箇所)現況河道断面において計画高水流量規模の洪水が流下したときの水位と 現況の堤防高との差が堤防の計画余裕高に満たない箇所。 要 注 意: 新しく堤防をつくった箇所で、完成後3年未満の箇所。また、過去に堤防が決壊した箇所や、 かつて堤防敷に川が流れていた箇所。 水防活動や自主防災をバックアップするための取り組み(河川水位の表現を工夫) 当事務所では、災害時の住民避難行動や防災活動時の迅速な対応・情報収集作業のバックアップとして、 橋の橋脚に警戒・危険水位のラインを分かり易く塗装(色分け)しています。 洪水の危険から身を守るためには個人個人の心がけが重要です。洪水時に危険となる河川の水位や場所を事前に把握すると共に、避難経路・避難場所をあらかじめ確認するなどの備えが大切です。 危険水位 : 危険水位とは、洪水時に堤防の決壊等の危険が生じる水位。 警戒水位 : 警戒水位とは、水防団の出動要請など、洪水に対する警戒が必要な水位。 ※雄物川下流「黒瀬橋(椿川水位観測所)」にも同様の水位表示塗装を行っています。 重要水防箇所(雄物川下流・子吉川)については、当事務所ホームページ「秋田道川情報station」から確認できますので、ぜひご覧になってください。 http://www.thr.mlit.go.jp/akita/index.html |
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問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 秋田河川国道事務所 副所長(河川) 宮ア 伸一郎 Tel:018-864-1276 河川管理課長 阿部 研一 Tel:018-864-2290 |