記者発表資料 |
平成21年7月15日 |
仙台河川国道事務所 |
川に棲む生物で川のきれいさを判断します 〜中学生と一緒に水生生物による川の水質簡易調査〜 |
名取川水系名取川及び広瀬川において、近隣の中学生による「水生生物による水質の簡易調査」を実施します。 国土交通省では、河川の水質状況を把握することを目的として、昭和59年度から沿川の学校や各種団体の協力を得て、わかりやすい河川に生息する水生生物を指標とした水質の簡易調査を実施しています。 この活動は、水生生物の生息状況を調査することで、河川の水質を把握するとともに、参加者に川に親しみ、水質改善の必要性や河川愛護の重要性について、認識して頂くことも目的としています。 |
=水生生物調査内容= 1.河川の様子を観察 水温計で水温を測り、川の環境を観察します。 2.水質調査 パックテスト(簡易水質分析器具)を使ってCOD(化学的酸素要求量) 、pH(水素イオン濃度)、PO4(リン酸性リン)、NH4(アンモ ニウム)及びDO(溶存酸素)の値を調査します。薬品の変色具合によ り、それぞれの値がどれくらいなのか確認します。 3.水生生物調査 @実際に川の中に入って、川底の石の下に付着した生物を手やピンセット で採取し、配布したバット(白いプラスチック容器)に入れます。 A水生生物の種類と採取した数を確認して、記入用紙に記入します。 B記入をまとめた後に、パックテストによる調査とあわせて総合的に水質 について確認し、各班が結果を発表します。 〈発表記者会:宮城県政記者会、東北電力記者会、東北専門記者会〉 |
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問い合わせ先 |
東北地方整備局 仙台河川国道事務所 仙台市太白区郡山五丁目6番6号 TEL 022(248)4131(代表) 副所長(河川)本多吉美(内線204) 河川管理課長 堀井一保(内線331) |