記者発表資料 |
平成16年8月5日 |
青森河川国道事務所 |
救急車退出路の設置について |
青森県、国土交通省及び日本道路公団(JH)は、青森自動車道を経由して青森県立中央病院へ救急患者を搬送するための救急車退出路の計画について協議を進めてきたところですが、この度、平成16年8月から工事に着手しますのでお知らせします。 1.設置位置 青森県 青森市 大字駒込 【青森自動車道 下り線(海 側)】 2.完成時期 平成16年10月完成予定 【救急車退出路の概要】 (1) 救急車退出路とは、青森自動車道から「青森県立中央病院」へ救急患者を安静かつ迅速に搬送するために青森自動車道に設置する救急車専用の退出路です。 (2) 設置位置は、青森自動車道青森中央ICから青森東方面へ約5.0qの海側に設置し、一般国道7号青森環状道路・市道造道戸山線・市道松森八重田線・一般国道4号を経由して青森県立中央病院に搬送する計画です。 (3) 救急車退出路は、高速道路から国道側に延長約200mの斜路で、一般国道7号青森環状道路との取り付け部分には、救急車が容易に退出できるようリモコン操作の自動開閉扉を設置します。 【救急車退出路の整備効果】 (1) 救急車退出路の整備により、青森自動車道経由で高度医療機関である青森県立中央病院への搬送時間が約10〜15分短縮され、新たに弘前市、鰺ヶ沢町、金木町など5市町村の約22万人が60分圏内となり、救急救命サポート地域が拡大し、救急医療体制の強化に大きく寄与する事が期待されます。 (添付資料参照) (2) また、一般国道7号青森環状道路の朝夕の渋滞・降雪時の渋滞の回避等、正確な搬送時間の確保により、救急患者の安静かつ迅速な搬送が可能となります。 (3) 平成15年度の西北五地域から青森県立中央病院への救急車の高速道路利用は、約130件/年であり、今回、救急車退出路の整備により救急車の高速道路利用の増加が期待されます。あわせて、平成16年10月開業予定である「青森県総合周産期母子医療センター」の利用にも寄与すると思われます。 【その他】 (1) 完成日は、別途お知らせいたします。 (2) 工事に伴い交通規制を実施する場合がありますので、走行にはご注意願います。 |
問い合わせ先 |
JH日本道路公団 東北支社 青森管理事務所 副 所 長 TEL 017−782−1431(代表) 国土交通省 東北地方整備局 青森河川国道事務所 道路担当副所長 TEL 017−734−4521(代表) |