記者発表資料 |
平成21年1月19日 |
津軽ダム工事事務所 |
津軽ダムとコウモリの共存への取り組み ユビナガコウモリ全数の移転作業(最終)を公開します |
津軽ダムは世界自然遺産「白神山地」の玄関口に位置し、津軽地方の人々の安全で豊かな暮らしのために、既設の目屋ダムの機能向上を図る多目的ダムです。 ダム周辺の環境調査を行った結果、目屋ダム仮排水トンネル(昭和32年建設省施工)内に希少な生物「ユビナガコウモリ」が集団で多数生息していることがわかりました。 このため、「津軽ダムとコウモリの共存への取り組み」として、ユビナガコウモリが生息できる人工洞窟(コウモリボックス)をつくり移転させることになりました。人工洞窟は、平成19年12月に完成し、これまで、平成20年1月から概ね月1回の割合で11回にわたり、生息できる人工洞窟があることを知ってもらうことをねらって、延べ約2,600頭のコウモリの移転作業を繰り返し実施してきました。 また、津軽ダム本体建設工事は、平成20年11月17日に着工式が行なわれ、平成21年度中には、本体右岸部の基礎掘削が始まり、目屋ダム仮排水トンネルが閉塞されることになります。 この度、仮排水トンネル内の全コウモリ類の移転作業を実施することになりましたのでお知らせいたします。移転作業は今回で最終となります。 なお、取材に関しては、希少生物の保護の観点から配慮事項(別紙 ![]() 記 ■公開スケジュール 平成21年1月22日(木) 移転先のコウモリボックスにて、コウモリの移転状況公開 11時00分〜11時30分頃 移転先のコウモリボックスにて記者会見 11時30分〜12時00分頃 ■集合場所 当日10時50分に西目屋村川原平地内のタナックス現場事務所【別添図参照 ![]() 別紙1:現場で取材する際の配慮事項 ![]() 別紙2:位置図 ![]() 別紙3:詳細図 ![]() ※この資料は、弘前市記者会加盟各社に配布しております。 |
問い合わせ先 |
【問い合わせ先】 国土交通省 津軽ダム工事事務所 副所長(技術) 瀧澤 靖明(内線204) 調査設計課長 田川 和義(内線351) 電話 0172−85−3005 |