| 記者発表資料 |
| 平成20年6月13日 |
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国土交通省東北地方整備局 能代河川国道事務所 |
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向能代地区の松の伐倒駆除を行います! - マツノザイセンチュウを確認 - |
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米代川右岸の向能代地区の黒松について、松枯れが発生していたため、松くい虫によるものであるかの調査を実施した結果、マツノザイセンチュウ※1が枯れ始めている木で確認されました。 能代河川国道事務所二ツ井出張所は、松食い虫被害の拡大防止のため伐倒駆除※2(概ね30本)を実施する予定です。河川管理上から枯死した木は倒れた場合、管理上支障となりますので伐倒駆除と併せて伐採します。 |
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米代川右岸の松くい虫の調査は、秋田県山本地域振興局森づくり推進課の協力を頂き、現地の確認と被害の推測される木から試験片の採取を行い、森林技術センターにて試験を実施しました。試験結果では、「松くい虫」被害を発生させる「マツノザイセンチュウ」を確認したため伐倒駆除を行う事としました。なお、伐倒駆除はマツノザイセンチュウが羽化する6月下旬までに終了予定です。(状況写真 ※1 日本中で起きている異常な松枯れは、松の伝染病によるもので、科学的には「マツ材線中病(マツザイセンチュウ ビョウ)」といいます。病気を起こす犯人はマツノザイセンチュウという体長1oにも満たない小さな線中です。 ※2 伐倒駆除とは、被害木を伐りたおして、薬剤をかけたりくん蒸して、カミキリの幼虫を殺します。今回はバイオマス発 電所に運搬処分します。 <記者発表先:能代市記者クラブ、北秋田市記者クラブ、大館市記者クラブ> |
| 問い合わせ先 |
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国土交通省 東北地方整備局 能代河川国道事務所 二ツ井出張所(TEL:0185-73-5432) 出張所長 楢山 幸雄(携帯:090-3126-8184) |