記者発表資料 |
平成20年3月31日 |
津軽ダム工事事務所 |
津軽ダムとコウモリの共存への取り組み ユビナガコウモリが人工洞窟を利用しています |
津軽ダムは世界自然遺産「白神山地」の玄関口に位置し、津軽地方の人々の安全で豊かな暮らしのために、既設の目屋ダムの機能向上を図る多目的ダムです。自然環境に配慮した事業を行うためにダム周辺の環境調査を行った結果、目屋ダム仮排水トンネル内に希少な生物「ユビナガコウモリ」の集団が多いときで2200頭生息していることがわかりました。 津軽ダム環境保全措置の「津軽ダムとコウモリの共存への取り組み」として、今年1月より人工洞窟(コウモリボックス)へのユビナガコウモリ移転作業を行ったところです。現在は、冬眠から目覚めたコウモリが自由に活動する時期ですが、3月31日現在で約200頭が人工洞窟を利用していることを確認しています。 そこで、これまでの移転作業と利用状況結果、ならびにコウモリ専門家の向山満氏の評価をお知らせいたします。 記 ■ 利用状況等の調査結果とコウモリ専門家の評価(3月31日現在) 別紙 ![]() ※この資料は、弘前市記者会加盟各社に配布しております。 |
問い合わせ先 |
【問い合わせ先】 国土交通省 津軽ダム工事事務所 副所長(技術) 瀧澤 靖明(内線204) 調査設計課長 花篭 利行(内線351) 電話 0172−85−3005 |