記者発表資料 |
平成20年03月27日 |
福島河川国道事務所 |
《みんなのかわ・みんなのみち第75弾》 荒川流域の歴史的治水・砂防施設が「登録有形文化財」に |
阿武隈川支川荒川に治水・砂防施設は昨年12月7日に文化審議会から文部科学大臣に登録答申され、去る3月19日に官報に告示され登録有形文化財に登録されましたのでお知らせします。
今般の登録を受け、福島河川国道事務所では、地域の発展に寄与してきた、荒川の砂防堰堤の歴史的施設の役割を多くの方々に理解・関心を寄せて頂くことにより地域の防災力の向上、施設の保全や地域活性化の起爆剤となることを期待しています。
併せて、これら地域の宝である歴史的施設を皆様に再認識して頂くことにより、荒川と地域の関わりの歴史が次世代へ継承されるよう、さらに地域の方々と連携した活動を続けていきます。 |
福島河川国道事務所では、近世から受け継いできた霞堤や水防林に加え、近代以降の新たな霞堤、砂防堰堤や床固工、そして今日の樹林帯に至るまで歴史的な施設とその治水の考え方を綿々と受け継いできた、荒川治水・砂防の姿をより多くの方々に知って頂きたいと考え、「登録有形文化財」登録を福島県を通して申請してきました。
普段は目にしないこれら施設の役割を地域の方々に再認識して頂き、さらに地域の発展の歴史と共に後世に伝えて行きたい。そんな想いがこの登録には込められています。
(参考:文化庁ホームページ) |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所 |