記者発表資料 |
平成19年10月25日 |
北上川水系水質汚濁対策連絡協議会上流支局事務局 (国土交通省 岩手河川国道事務所) |
油事故の多発する冬季に向け 水質事故を想定した訓練を実施します 〜今年も既に70件を超える水質事故が発生〜 |
北上川水系水質汚濁対策連絡協議会上流支局(上流支局長:岩手河川国道事務所長)では、今年度も岩手県内の関係機関が参集し、油流出等の水質事故における拡大防止対策として、オイルフェンスの設置や油回収の方法等についての訓練を行いますのでお知らせします。 |
岩手県内の北上川流域では、毎年100件近くの油漏れ等の事故が報告されており、今年もすでに70件を超える事故が報告されています。 河川の水は、飲料水・工業用水・かんがい用水などに利用されており、水質事故により油等が流出すると取水停止等、重大な被害が予想されます。また、その処理に多大な労力と費用を要する場合があります。 これから灯油等の取り扱いが増える冬季になり、さらなる水質事故の発生が懸念されることから、国、県、市町村等の関係機関で連携し、水質事故対策訓練を実施します。 【実 施 概 要】 実施日時: 平成19年10月30日(火) 13時30より 実施場所: 紫波町桜町下川原地内(北上川 紫波橋 下流右岸) 参 加 者: 約90人 実施内容:@水路等の油回収作業 Aオイルフェンス設置 B油処理剤(中和剤)の取り扱い 等 注)本訓練は、水質事故発生時又は出水時の場合は中止とし、小雨程度は決行致します。 会場案内図はこちら ![]() <発表記者会 : 岩手県政記者クラブ> |
問い合わせ先 |
国土交通省 岩手河川国道事務所 〒020-0066 盛岡市上田4丁目2−2 019−624−3281 河川管理課長 武田 正克(内線331) 専門職 向井 清 (内線330) |