記者発表資料 |
平成19年3月28日 |
鳴子ダム管理所 |
災害情報の伝達で連携を強化 〜ダム放流警報設備を利用した災害時の情報伝達の協定を締結〜 |
国土交通省鳴子ダム管理所(所長 新田定雄)と大崎市(市長 伊藤康志)、美里町(町長 佐々木功悦)及び涌谷町(町長 大橋荘冶)は、この度、鳴子ダムの放流警報設備を利用した災害情報の伝達を支援する協定を締結する事となりましたのでお知らせします。 |
○協定の目的 この協定は、大崎市・美里町・涌谷町が一般住民に対し行っている従来の災害情報伝達手法に加え、江合川沿いに配置されているダム放流警報用スピーカーや電光表示板を活用する事により、災害情報を沿川住民に対し、迅速に伝達するための支援を目的としています。 近年、全国的に多発している集中豪雨及び台風等の豪雨災害で明らかになった課題に的確に対応するため、国土交通省で策定した「豪雨災害対策緊急アクションプラン」(平成16年12月)を受け、ダム管理者が保有する施設を自治体へ開放するため締結したものであり、今後の災害情報伝達の有効な手段として期待されます。 ○ダム放流警報設備による情報提供の概要 伝達する内容:大崎市・美里町・涌谷町が発表する出水等の災害情報、避難支援情報など 伝 達 方 法:放流警報用スピーカーによる音声放送、電光表示板による文字情報 利用可能施設:鳴子ダム(国土交通省)所有のスピーカー20基、電光表示板 10基 別表:警報設備一覧表 ![]() 別図:警報設備位置図 ![]() ※発表記者会:古川記者クラブ |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 鳴子ダム管理所 TEL 0229-82-2341 FAX 0229-83-3855 管理所長 新田 定雄 管理係長 小原 昭彦 |