全国初！国と学会で｢災害時調査の相互協力協定｣を締結～３月２８日（水）東北地方整備局において調印式～

全国初！国と学会で｢災害時調査の相互協力協定｣を締結
～３月２８日（水）東北地方整備局において調印式～

　この度、東北地方整備局、（社）土木学会東北支部、（社）地盤工学会東北支部及び（社）日本地すべり

学会東北支部は、全国に先駆け、災害時の調査に関し協定を締結します。

　これまでの災害において高度な専門性を必要とする場合、東北地方整備局では、有識者の助言を得て施設

の復旧にあたってきました。しかし、大地震などの災害時には、多くの施設が被災する恐れがあり、より多

くの有識者と協力体制を確立する必要があります。

　また、各学会としても、学術研究の推進のため、災害時にはそれぞれの専門性の観点から調査を実施する

必要があり、それを円滑に実施するためにも、関係機関と協力体制を確立する必要があります。

　そこで大地震などの災害が発生した際の被災状況の調査について、東北地方整備局と各学会が相互に協力

すべく、今回、全国で初めて協定を締結することとなりました。

　この協定により、被災施設の早期復旧及び学術的見地からの防災技術の向上が期待されます。

１．調印式の概要

１）日時　　平成１９年３月２８日（水）　１１：００～１１：３０

２）場所　　東北地方整備局　２階　応接会議室

２．協定の概要

１）協定機関　　東北地方整備局
社団法人　土木学会　東北支部
社団法人　地盤工学会　東北支部
社団法人　日本地すべり学会　東北支部

２）内容　　◎東北地方整備局は各学会に対し調査の実施を要請することができる。
◎各学会は東北地方整備局に対し自ら実施する調査への協力を要請することができる。

＜記者発表先：宮城県政記者会、東北電力記者クラブ、東北専門記者会＞