記者発表資料 |
平成19年2月2日 |
津軽ダム工事事務所 |
第6回 津軽ダム猛禽類検討委員会 津軽ダム猛禽類調査と希少猛禽類のための生息環境 配慮指針について |
1.希少猛禽類のための生息環境配慮指針について 津軽ダム建設事業は、本体着工に伴う事業の本格的実施に先立ち、事業全体に係る希少猛禽類の保全を目的に配慮事項を定め、事業計画へ反映させるため、本委員会により「希少猛禽類のための生息環境配慮指針」を策定しました。 本指針は「イヌワシ」「クマタカ」「オオタカ」及び「その他重要なワシタカ類」を対象とし、猛禽類の営巣地と工事箇所の位置、繁殖ステージと施工時期などを基に、配慮区域と配慮方針、配慮手順書、つがい別の配慮区域など定めています。 本指針は、平成19年度から新たに始まる工事から適用していきます。 2.平成19年度の工事計画と年度配慮計画 平成19年度に行われる工事計画について、希少猛禽類のための生息環境配慮指針に沿って、猛禽類保護について細かく対応できるよう配慮計画を立案しました。その一つの例として、夜間作業が馴れていないクマタカのつがいに対して、順応的保全措置として作業時間を徐々に延ばしていくコンディショニングを実施する予定です。 補足資料 ○希少猛禽類のための生息環境配慮指針 ![]() ※この資料は、弘前市記者会加盟各社に配布しております。 |
問い合わせ先 |
国土交通省 津軽ダム工事事務所 副所長(技術) 杉山 博(内線204) 調査設計課長 海野 仁(内線351) 電話 0172−85−3005 |