記者発表資料 |
平成19年2月6日 |
東北地方整備局 |
工事現場の「施工体制に関する一斉点検」を実施! 〜点検122件中53件で改善指導、重大な違反はなし〜 |
東北地方整備局では、平成18年10月から11月にかけ、「適正化法」の趣旨徹底を目的とした施工体制一斉点検について、10月1日現在施工中の工事981件の中から122件(全体の約12%)を対象として実施しました。 今年度で5回目となる今回の点検では、新たに下請負業者(下請負金額2,500万円以上)に対して、適切な下請契約がされているか、主任技術者へヒアリングを実施しました。 点検の結果、「下請契約に関する点検」「元請負業者の下請施工の関与状況に関する点検」において、書類不備等のケースが見つかり、指導の結果、改善が図られました。 その他、「建設業法」「適正化法」等の重大な違反に該当する工事現場はありませんでした。 |
※「適正化法」とは、「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」(平成13年4月1日施行)をいう。 ○点検の対象工事 @請負金額2,500万円以上の工事(建築一式工事においては、5,000万円以上) A低入札価格工事 ○点検対象工事件数 ・施工中工事件数(H18.10.1現在) 981件 (76件) ・点検工事件数 122件 (61件) ・改善指導の件数 53件(31件) *( )は、低入札価格工事件数 ○結果概要 ・一部の工事において、店社パトロールの実施、災害防止協議会の設置と開催、新規入場者の教育、 作業手順書の作成などの項目に不良事項があり指導を行いました。 ・基本的な点検事項である建設業の許可票の掲示、施工体制台帳の備え付け、施工体系図の掲示は、 昨年度に比べ改善が見られました。(6件→4件) ・「建設業法」「適正化法」等の重大な違反に該当する工事現場は見受けられません。 (添付資料) ○資料−1 ![]() ○資料−2 ![]() ○資料−3 ![]() 施工体系の点検(紛らわしいケースの点検)項目 ○資料−4 ![]() 点検結果グラフ表示 ![]() 発表記者会:東北専門記者会 |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 電話(022)−225−2171(代表) ※総括 企画部 工事監視官 伊藤 弘規(内線3131) 営繕部 技術・評価課長 栗原 一朗 (内線5451) 港湾空港部 電話(022)−716−0001 港湾空港整備・補償課長 尾坂 彰 (内線6511) |