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道路に関するお知らせ~道の話題~
ITSってなに???

     

 ITSとは『Inteligent Transport Systems=高度道路交通システム』の略称です。

大きく整理すると
1. ナビゲーションシステムの高度化
2. 自動料金収受システム
3. 安全運転支援
4. 交通管理の最適化
5. 道路管理の効率化
6. 公共交通の支援    等があげられます。

このように言うと難しいと思いますので、簡単に事例をあげて説明します。


カーナビゲーションとVICS


 最近、どの車を見てもカーナビゲーションの装備が目に付きます。
カーナビもITSの一つと言えますが、“VICS”によりさらに高度化してきました。VICSとは、道路側からカーナビ(但しVICS対応)に道路情報、渋滞情報、工事情報、駐車場情報等をリアルタイムに伝えるサービスのことです。情報提供がなされている道路においては、駐車場情報でもリアルタイムに入ってくるため、空車の駐車場を探すまでもなくスムーズにたどり着ける、というようなことができます。ですが整備状況は、東北では宮城県内がようやく・・・という実態で、国道全線に、という話はまだまだ先の話です。

VICSセンター図



自動料金収受システム(ETC)



 ゴールデンウィークやお盆、年末年始の恒例のニュースと言えば『高速道路の渋滞=帰省ラッシュ』です。決まったセリフは「○○料金所から△△km渋滞」ですよね。そういうときのいたる料金所では、おそらく車中でポケットを探りながら同乗者に「小銭ある?」とか、2350円というような金額に対し、1万円札で支払い、おつりをもらうのに時間がかかったりと、様々なドラマが繰り広げられているのでしょう。
 ETCとは、この料金所の混雑を少なくしようと、専用ゲートにより料金所はノンストップで通過できるというシステムなのです。
 欧米などの有料道路の体系(多くは均一料金制:何km走っても同じ料金)では既に取り入れられているものの、日本の高速道路は走行距離によって料金が異なるほか、複数の公団道路を乗り継ぐ多様な経路をとることも可能で、複雑かつ大量なデータ処理が必要となることから、料金収受の自動化は難しいとされていますが、現在は実現に向けて現地実験等が行われています。

ノンストップ料金所イメージ図

※ITSとはこの他にも車両の自動運転システムなど様々なシステムがあります。身近なところでは、道の駅に設置されてる道路情報施設もITSといえます。

 

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