貯水率は「今貯まっている水量÷ダムで貯めることのできる水量」で計算されます。
実は、ダムで貯められる水量には2種類あり、7〜9月の3ヶ月間は、貯められる水量を通常の半分以下に減らしています。台風などの大雨が多い時期、ダムの水位をあらかじめ下げておくことで、大雨が降ってもダムにたくさんの水を貯めることができるからです。
そのため、6月30日には45%だった貯水率が翌日には100%になったり、10月1日には45%に戻ったりと、ひと晩で大きく増減することがあるのです。