共に守る
水防団とは
毎年のように水害に見舞われる我が国では、河川管理者が実施する治水施設の整備と市町村・地域住民が実施する水防活動が「車の両輪」となって水害被害の拡大を防いでいます。
水防とは自らの地域を自らの手で守る自衛の減災活動であり、その中心となるのが水防団。 都道府県知事が指定する指定水防管理団体では、水防団の設置等が義務づけられています。
水防団が抱える課題と水防団入団のご案内
重要な役割を担っている水防団ですが、以下のような悩みも抱えています。
- 水防団の減少により、地域防災力低下
- 新入団員の確保が難しいことから、今後の水防体制確保が困難
- サラリーマン団員増加により、仕事と重なった場合の集合や活動の制限
- 団員の高齢化
※水防団員は、消防団員とともに水防管理団体(水防管理者)のもとに水防活動を行います。
水防団は消防団と兼務することが多く、水防団が水害に対して災害対応をするのに対して、消防団は自分の地域で火事が発生した際の消防活動、災害に伴う救護活動、など水害に関わらず災害に対して広く対応します。
平常時は各自の職業に従事しながら、非常時には水防管理者の指示により参集し活動に従事しています。
水防功労者国土交通大臣表彰受賞者(団体)
平成2年度
宮城県古川消防団 志田分団
平成7年度
福島県西会津町消防団、福島県喜多方市消防団
平成10年度
岩手県花泉町消防団、岩手県一関市消防団、宮城県角田市消防団、秋田県大内町消防団、秋田県本荘市消防団、福島県白河市消防団、福島県西郷村消防団、福島県大信町消防団、福島県長沼町消防団、福島県喜多方市消防団
平成12年度 青森県八戸市消防団、青森県名川町消防団、岩手県軽米町消防団
平成14年度
岩手県東山町消防団、岩手県藤沢町消防団、岩手県花泉町消防団、水沢市消防団、川崎市消防団
平成16年度
福島県西会津町消防団
平成22年度
岩手県岩手町消防団
平成25年度
宮城県栗原市消防団
平成28年度
岩手県久慈市消防団、岩手県遠野市消防団、宮城県大崎市消防団、宮城県涌谷町消防団
令和元年度
岩手県久慈市消防団、宮城県大崎市消防団、宮城県丸森町消防団、宮城県大郷町消防団、
福島県鏡石町消防団、福島県郡山市消防団
水防功労者国土交通大臣表彰受賞者(個人)
平成30年度
岩手県 井上 博康 福島県 鈴木 隆三