五所川原出張所では、5月16日(金)に台風などによる出水に備え、樋門・樋管点検を実施しました。
 五所川原出張所が管理する樋門・樋管は9ヶ所あり、点検では施設の機能性や安全性等の確認を行い、地域で任務にあたる水門等水位観測員とともに出水時の注意事項について情報交換や操作技術の確認等を行いました。


  樋門と樋管ってなに?
 堤防の中にコンクリートの水路を通し、逆流防止用のゲートが付いた施設のことです。
 堤防の居住地側の雨水や水田の水などが川や水路を流れ、より大きな川に合流する場合、合流する川の水位が洪水で高くなった時に、その水が堤防の居住地側に逆流しないように設けられています。
 樋門と樋管の明確な区別はなく、機能は同じですが、一般に比較的小さなものを樋管、規模の大きなものを樋門と呼びます。     


点検の様子

▲昆布掛川排水樋門▲ ▲第4号(布引)排水樋管▲
▲水元第一排水樋管▲  ▲水元第二排水樋管▲
▲下古川排水樋管▲   

今回の点検で大きな異常はありませんでした



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