新庄河川事務所
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河川管理
日々の河川管理

河川巡視
国土交通省では、不法な取水・占用の有無、河川の水質状況、堤防等の施設の異常などを日常的に把握するため、定期的な河川巡視を行っています。
巡視によって発見された違法行為や施設の異常などに対しては、直ちに適切な対応を行い、河川環境や施設の維持に努めています。

写真<河川巡視状況>
写真<船上巡視状況>
河川巡視状況 船上巡視状況
堤防等施設の維持・管理
新庄河川事務所管内には、多くの堤防や護岸、樋門などの施設があります。それらは経年変化による老朽化や出水・地震などにより被災すると、本来の機能が十分発揮できなくなります。
そのため、それらの施設について本来の機能を維持するため、堤防の除草や護岸補修などの維持管理を行っています。
【堤防除草】
堤防は洪水を安全に流すことにより洪水等から住民の生活・資産を守っており、常に堤防の機能を正常に保っておくことが重要です。
そのためは、常にその状態を把握し、変状箇所を早期に発見することが重要であることから、定期的に堤防除草を行い、堤防の状態把握と機能維持に努めています。
また新庄河川事務所では、地域の方々との協働による河川管理をめざし、堤防除草の一部を地元の方々に委託しており、地域の方々と一緒になった施設の維持管理を行っています。
写真<堤防除草>
写真<堤防除草(地元委託)>
堤防除草 堤防除草(地元委託)
写真<堤防変状箇所>
写真<応急対策>
写真<補修後>
堤防変状箇所   応急対策   補修後
【護岸、樋門等の修繕】
護岸や樋門も洪水等から住民の生活・資産を守る重要な施設です。
出水等により被災した護岸は被害が拡大しないよう応急対策を講ずるとともに、速やかな補修に努めています。
また樋門については、施設周辺の不等沈下や、施工の古い樋門の場合は函体の亀裂から土砂が吸い出され、堤防が空洞化し、そこから堤防が被災する恐れがあることから、調査の結果対策が必要と判断された場合には、「河川工作物関連応急対策事業」として補修等の対策を講じています。
写真<護岸被災状況>
写真<補修後>
護岸被災状況
補修後
河道の維持・管理
河道に樹木が繁茂すると、洪水時に流れを阻害したり、倒れて下流に流出し、橋梁、堰等に引っかかり水位上昇を生じさせるなど、大きな災害につながる恐れがあります。 そのため、河道の状況を定期的に調査・巡視するとともに、河川環境や景観に配慮しながら、計画的に河道内の樹木を伐採し、洪水時の安全の確保を図っています。
河道内の樹木を伐採する際には、伐採作業の希望者を募集したり、伐採した樹木を地域の方々に無償で提供するなど、伐採費用の縮減と伐採木の有効利用も図っています。
また、河川巡視等により河岸の洗掘や浸食が発見され、堤防などに影響を及ぼすことが予想される場合には根固工を施工するなど、浸食の拡大を防止する措置を講じています。
写真<樹木伐採前>
 写真<樹木伐採後>
樹木伐採前   樹木伐採後
写真<伐採木の無償提供>
伐採木の無償提供
写真<河岸洗掘状況>
 写真<対策後>
河岸洗掘状況   対策後
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