最上川と農業
私たちの山形県は農業のさかんな県です。米づくりはもちろんのこと、「くだもの王国」と呼ばれるほどたくさんの種類のくだものがとれます。米づくりにもくだものづくりにもなくてはならないのが水。その水を最上川から引くために、昔からさまざまな苦労を重ね。取水堰をつくってきました。その後、ポンプ揚水機が使われるようになり農業にも活気が出てきました。そして、白川ダム、最上川中流水利事業、寒河江ダム、最上川さみだれ大堰などが完成し、田畑に水を引くことが簡単にできるようになったのです。
?「取水堰」ってなあに?‥‥
川から水をとるために川を横断して水をせきとめる施設です。
 

 
最上川さみだれ大堰
川の底にはじょうぶなゴムがねかせてあります。水をためる必要があるときは、ふくろに空気をふきこんで、ふくろをたたせ水をせきとめます。ここの堰にはふくろをたたせた状態でも魚がとおれるよう道がつくってあります。