岩木川下流には、一面ヨシ原が広がっている。

  春に芽を出したヨシは、急速に成長し、夏には人の背たけを越える高さとなる。

  ヨシとアシは同じものであるが、アシは「悪し」につながるのでヨシと呼ぶようになった
 と言われる。

  ヨシは水中の窒素、リンをよく吸収すると言われており、また野鳥の生息の場でもあり、
 岩木川にとって貴重な自然環境と言える。

  冬、枯れたヨシは刈り取られ、かやぶき屋根の原料等に利用される。