五所川原出張所では、5月20日(金)に台風などによる出水に備え、樋門・樋管点検を実施しました。
 五所川原出張所が管理する樋門・樋管は9ヶ所あり、点検では施設の機能性や安全性等の確認を行うとともに、地域で任務にあたる水門等水位観測員との情報交換・操作技術の確認等を行いました。


  樋門と樋管ってなに?
 堤防の中にコンクリートの水路を通し、逆流防止用のゲートが付いた施設のことです。
 堤防の居住地側の雨水や水田の水などが川や水路を流れ、より大きな川に合流する場合、合流する川の水位が洪水で高くなった時に、その水が堤防の居住地側に逆流しないように設けられています。
 樋門と樋管の明確な区別はなく、機能は同じですが、一般に、堤防の下をくぐる部分の構造が丸い管の場合で規模の比較的小さなものを樋管、箱形等の構造の場合で規模の大きなものを樋門と呼びます。     


点検の様子

▲昆布掛川排水樋門▲  ▲柏第一排水樋管▲
▲鶴田第二排水樋管▲  ▲第3号排水樋管(花持)▲  

今回の点検で大きな異常はありませんでした



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