令和元年6月7日



 5月27日と28日の二日間にわたり、台風などによる出水に備え、樋門・樋管など各施設管理者と合同で岩木川の河川区域に設置されている、17ヶ所の許可工作物の点検を実施しました。
 点検では、損傷等はないか、施設がしっかり作動するか、安全に操作を行うことができるかなどの確認を行うとともに、出水時や事故等発生時の施設管理者との連絡体制について再度確認しました。
 点検を終えて、各施設管理者が日頃から適切に点検を実施されていることを確認しました。今後とも連携を密にし、いつ起きるやも知れぬ洪水に備えていきたいと思います。

 



 ▲(右岸)芦野頭首工  ▲(左岸)下車力排水樋管
   
 ▲(左岸)深沢排水樋管  ▲(左岸)稲垣揚排水機場
   
  ▲(右岸)鶴菖排水樋管  ▲(左岸)木造上水道取水塔 
   
許可工作物とは?
  河川本来の機能を弱めてしまったり、障害となる場合があることから、河川区域の中には河川管理施設以外はできるだけ設置しないことが望ましいです。

 しかし、田んぼに水を引く設備など、どうしても河川に施設を造らなければならない場合があり、その際には河川の機能に支障がないように配慮する必要があります。そこで、河川区域内の土地でこのような施設を設置しようとするときには、河川管理者の許可を受けて設置することが定められています。その河川管理者の許可を受けて造られたものを「許可工作物」と言っています。



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