平成29年6月21日


 6月18日(日)、水防工法技術の向上と地域における水防の重要性の認識を高める為に、五所川原出張所裏の高水敷地で、水防工法訓練を実施しました。訓練には、河川管理者及び県・水防管理団体(各市町)・地元水防団など関係各機関が多数参加しました。
 工法実習では土のう作り、ロープワーク(縄結び)、及び水防工法(月の輪工、シート張り工)の各種訓練を実施しました。 


【土のう作り】 
 水防工法の基本ともなる土のうを多量に作る作業です。
   



【ロープワーク】
 ロープワークには木や竹等を縛り合わせる時や荷物の梱包等の結びに使われる”いぼ結び”、杭や立ち木、竹等、ロープ先端部の結びに
使われる“ふな結び”、命綱等幅広い用途に使われる“もやい結び”など、各水防活動に使われる様々な結び方があります。
写真は、”いぼ結び”の訓練の様子です。
   


 
【月の輪工】
 出水中に、堤防裏側に漏水により水が吹き出し、その漏水口が拡大されるのを、土のうを積んで水の圧力を弱め堤防の欠壊を
防ぐ工法です。
   
 



【シート張り工】
 川表の崩壊、及び透水を防ぐ工法です。吸い込み口が水中深くにあり、詰め土俵工法や畳張り工法では、漏水防止作業が
著しく困難と思われる場合に用いられます。
   
 


 
        参加者された皆さま、暑い中お疲れさまでした。



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