中長期保全計画(Excel形式)の作成方法
 
1.中長期保全計画の概要
 中長期保全計画は、中長期的視野に立った予防保全計画の実施、建築物等の長寿命化の促進及び効率的な予算執行と中長期的保全予算の推計に利用するため、建築物等の状況に応じ、中長期的に保全の実施内容、予定年度、概算額を、部分的に設定し、作成するものです。
 中長期保全計画は、5年以内ごとに見直しを行なうほか、大規模な修繕が行われた後、その他必要があるときは見直しを行います。
 
2.計画作成の準備
 (1)中長期保全計画の様式(Excel形式)をダウンロードしてください。
保全台帳及び保全計画の様式(国土交通省HP)
      @保全台帳(点検及び確認記録、修繕履歴)
      A保全計画(
中長期保全計画、年度保全計画)
 (2)補修、修繕、改修等が必要となる部位や、実施時期を確認することが必要となるため、過去に
   実施した工事内容、修繕履歴、費用等が確認できる工事発注図面、積算内訳書等を準備します。
 (3)補修や修繕の周期を把握するため、設備機器等の耐用年数に関する資料や、建築物のライフサ
   イクルコストに関する資料等の準備も必要です。
 
3.中長期保全計画の作成
 作成手順等を記載していますので、中長期保全計画を作成する際の参考としてください。
中長期保全計画の作成例」(PDF形式)
官庁施設情報管理システム(BIMMS-N)を利用して作成することができます
 中長期保全計画を作成するためには、建築物の各部位の更新周期や更新費用等の建築に関する専門知識が必要ですが、官庁施設情報管理システム(BIMMS-N)を活用することにより、計画を作成することができ、作成後に計画の精度を段階的に向上させることができます。
 国土交通省では、「官庁施設情報管理システム(BIMMS-N)を活用した個別施設計画策定・運用マニュアル」を作成していますので、中長期保全計画の作成にあたって参考にしてください。
(マニュアルは、BIMMS-Nからダウンロードしてご利用ください。)
 

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