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 〔お問い合わせ先〕 湯沢河川国道事務所 012-0862 湯沢市関口字上寺沢64番地の2号

                  調査第一課長  TEL 0183-73-5544

平成19年10月19日(金曜日)

生保内川癒しの渓流フォーラムが開催されました~感動の余韻が残るフォーラム!!

 
  生保内川癒しの渓流フォーラムは、平成13年から行政と地元有志ならびに医療・福祉の専門家など、様々な人々との協力の下で行われてきた「癒しの渓流づくり」を広く市民に知ってもらい、今後、健常者、高齢者、そして障害のある人にとっての福祉・健康増進の場として、ふるさとの川・生保内川が積極的に利用されることを期待して、10月7日(日)秋田県仙北市田沢湖 仙北市民会館において、仙北市民250名が参加する中で開催されました。
 なお、開催にあたっては、会場設営などに約50人の市民ボランティアが協力しました。

  主 催 : NPO法人癒しの渓流・里・まちネット、NPO法人新河相学堂
  後 援 : 国土交通省湯沢河川国道事務所、秋田県仙北地域振興局、仙北市、 など


 「生保内川癒しの渓流づくり」は、平成13年度から行われており、平成17年からは地元の人たちが、この渓流を利用して、「癒しウォーク」や「癒しde交流」「植樹会」など数々のイベントを行ってきました。平成18年度には、瀬音の聞こえる杉並木の中に、この地の杉間伐材を使った木材チップ舗装を行い、“足に優しい緩傾斜の散策路”が完成し、今年中には、休憩施設のパーゴラ※やテーブル・イスが完成する予定です。
 ※パーゴラ:つるせいの植物をからませる木材などで組んだ棚。藤棚など。


 第1部癒しシンポジウムの基調講演『河川を愛するということ』(NPO法人新河相学堂 学頭/東京大学名誉教授 高橋 裕先生)では、「癒しの渓流のような取り組みは、生保内川のみに止まらず、全国の水辺づくりにとって大切・・・」などと述べられました。
☆ 高橋裕先生の基調講演 ☆  
 また、『福祉と土木』をテーマにしたパネルディスカッションでは、田村喜子先生(作家:NPO法人新河相学堂 代表理事)が「人々のしあわせを実現することを目的とする土木は、福祉そのものである。」と述べられ、両先生のお話に参加者は共感していました。

 

☆ パネルディスカッションの様子 ☆
 

 第2部福沢恵介の『癒しコンサート』では、オープニングに地元有志の「生保内節」からはじまり、続いてシンガーソングライターの福沢恵介さんによる「生保内川癒しの渓流」をテーマとしたオリジナル曲「生保内川恋歌」の美しいメロディと情感あるれる詩に参加者は感動、拍手が鳴り止まずアンコールされました。
 エンディングでは、「生保内川癒しの渓流フォーラム」を歌詞に盛り込んだ地元住民兄妹の「相撲甚句」が披露され、多くの参加者に感動の余韻を残しつつ、フォーラムは幕を閉じました。

  ☆ オープニングの生保内節 ☆
☆ 福沢恵介さんの癒しコンサート ☆ ☆ エンディングは、「相撲甚句」 ☆
   
 同フォーラムに参加した若者達が、福沢恵介さんの「生保内川恋歌」をふるさとの歌、地域の歌とするために「生保内川恋歌CD化実行委員会」を10月9日に設立、10月16日に第1回委員会が催されました。
 「生保内川癒しの渓流づくり」が小さなきっかけとなり、イベントを通じた市民交流の波が起こり、さらに地元にNPOが設立され、そしてNPOが軸となって市民フォーラムを実行、このフォーラムを通じてふるさとの歌を市民と共に育てるという心が仙北市民に芽生えようとしています。

「生保内川恋歌CD化」に関する問い合わせ先

特定非営利活動法人癒しの渓流・里・まちネット
問い合わせ窓口担当:田口初美
  TEL 0187-58-0112(介護老人保健施設 田沢の郷内)
E-mail:Komakusa@tazawanosato.jp


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