道路計画に関するアンケート調査
国道13号(横手市石町~美郷町榊柳間)
道路計画に関するアンケート調査 |
第1回アンケート調査概要
国道13号は福島県福島市を起点とし、秋田県秋田市に至る延長約386kmの国道です。
本調査は、横手市石町~美郷町榊柳間の道路整備の計画検討にあたり皆様のご意見をお聞きするものです。
意見聴取は全部で2回行う予定です。第1回となる今回は、地域の皆様が日頃感じている道路交通や国道13号(横手市石町~美郷町榊柳間)の以下の課題①~④についてご意見をお聞きしたく、ご協力をお願いします。
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国道13号(横手市石町~美郷町榊柳間)の課題については、以下をご覧ください。
ご回答は以下のバナーよりお願いします。
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国道13号(横手市石町~美郷町榊柳間)の課題
①渋滞が発生している
・トラックや通勤・通学する自動車で渋滞し、冬期は幹線道路である国道13号にさらに交通が集中し、更に渋滞しています。
(図1、図2)
・横手市街地へは横手市石町~美郷町榊柳間を利用した交通が多く、冬期の速度低下が周辺道路よりも顕著で、通勤・通学の負担となっています。(図3)
図1 通勤通学時間帯の交通の集中状況 |
図3 国道13号周辺道路の朝7~8時台の通常期と冬期の速度差 |
![]() 株式会社ブログウォッチャー社 通常期:H30年4月の平日7~8時台 ※市街地方向へ向かう車両を対象 通常期 H30.9~11月 冬期:H30.12月~H31.2月 |
②交通事故が多い
・横手市石町~美郷町榊柳間では交差点部で追突事故が多く発生しており、全体の約9割を占めています。(図4、図5、図6)
・また、交差点部のみならず、道路沿線企業の出入り部や人家が連なっている区間(人家連坦部)でも急ブレーキが発生し、安全性に課題があります。(図4)
図4 交通事故・急ブレーキの発生状況 |
図5 交差点部の追突事故イメージ |
![]() [急ブレーキ]ETC2.0データ(H30.9-H11月平日) 図6 横手市石町~美郷町榊柳間の事故種別 出典:イタルダデータ (H27-H30)通年 |
③トラック輸送に問題が発生している
・横手市では自動車関連企業が増加傾向です。(図7)
・冬期は渋滞や雪による影響で輸送部品に荷崩れが生じ、部品の性能に影響が出る等、問題が発生しています。(図8)
・また、平成30年には大手自動車企業が岩手・宮城県の工場に自動車生産を集約させることを発表し、秋田県内の自動車関連企業では、連携して部品を完成させる取り組みも始まっています。(図9)
・そのような中で、自動車部品のトラック輸送時に横手市石町~美郷町榊柳間が利用されており、時間通りに輸送できないなど課題があります。(図10)
図7 横手市の新設増設企業 |
図9 大手自動車企業の動向 |
![]() 自動車関連企業ヒアリング結果(R2.7) 資料:東北の自動車関連マップ(H31.1) 自動車関連企業ヒアリング結果(R2.7) |
④道幅が狭く、救急搬送の支障になっている
・横手市石町~美郷町榊柳間を利用した横手市への救急搬送件数は年々増加傾向です。(図11)
・県南で唯一の三次医療相当施設である平鹿総合病院への搬送は、約8割以上が横手市石町~美郷町榊柳間を利用しています。(図12)
・冬期は積雪で道路の幅が狭く、車両のすり抜けが困難で救急搬送の支障となるため、安定した救急車の搬送ができないといった課題があります。(図13)
図11 横手市石町~美郷町榊柳間を利用した 横手市内への救急搬送件数 |
図12 横手市石町~美郷町榊柳間を利用した 平鹿総合病院への署別救急搬送割合 |
![]() 横手市消防本部ヒアリング結果 図13 冬期の救急搬送状況 ※パーセンテージは、平鹿総合病院への搬送件数のうち、対象区間を利用した件数の割合 出典:大曲仙北広域消防署、横手市消防本部ヒアリング結果(R2.6) |

本調査で頂いた皆様からのご意見は、計画段階評価※1において、地域からの意見として「社会資本整備審議会道路分科会 東北地方小委員会」に報告いたします。
なお、ご意見は統計的に処理し、住所・氏名や個人の意見等が特定されることはございません。
※1 計画段階評価とは、公共事業の実施過程の透明性をいっそう向上させる観点から、地域の声を聞きながら計画段階において事業評価を行う取り組みです。
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第1回計画段階評価説明資料は、以下に掲載されています。
ご回答は以下のバナーよりお願いします。
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お問い合わせ先
国土交通省 東北地方整備局
湯沢河川国道事務所 調査第二課
秋田県湯沢市関口字上寺沢64-2
TEL:0183-73-5559 FAX:0183-72-2488