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 平成15年11月15日(土)、国土交通館ぷらっとを会場に「秋田の自然と文化に触れ合う子供交流会」と題し、総合学習の成果発表会を開催しました。

 この交流会には、羽後町立西馬音内小学校・十文字町立睦合小学校・雄物川町立福地小学校・羽後町立三輪中学校の4校が参加しました。

 また、交流会の様子は、市民プラザ・国土交通館ぷらっとに来館したお客様はもちろん、FMゆーとぴあ(76.3MHZ)での生放送、インターネットでのストリーミング放送でも楽しんでいただきました。

 

羽後町立西馬音内小学校 4年生

十文字町立睦合小学校  4年生

雄物川町立福地小学校  5年生

羽後町立三輪中学校   3年生

 

他校の発表を熱心に聞く生徒たち

◆『総合学習』とは?

 社会で生きていく上で最も重要な力を身につける学習。大きく分けると「探求する力」「人と触れ合う力」「表現する力」になります。

 

◆「探求する力」とは?

 自分で課題を見つけ、自分で調べ、自分で考え、自分で解決する力。

 

◆「人と触れ合う力」とは?

 いろいろな人々と交流し、情報を得たり考え方や生き方を学ぶ力。

 

◆「表現する力」とは?

 自分を表現する力。自分の伝えたい事を理解してもらうため、相手にわかりやすく印象に残るような表現の仕方。

 


 

羽後町立西馬音内小学校4年生

≪われら西馬音内小学校探検隊~伝えよう西馬音内のいい所~≫

「われら西馬音内小学校探検隊~伝えよう西馬音内のいい所~」と題し、盆踊り・そば饅頭・西馬音内の名前の由来などについて発表発表した16名。

国指定重要無形民俗文化財である西馬音内盆踊りのお囃子の種類や踊り方を披露しながら学習の成果を発表しました。衣装についても藍染めの方法などを詳しく説明しました。

 

西馬音内盆踊りを披露する生徒たち

十文字町立睦合小学校4年生

≪発見!私たちの雄物川≫

「発見!私たちの雄物川」と題し、7月と8月に行った水生生物調査をまとめ発表した12名。

7月に行った今泉橋付近での調査では捕まえられなかった沢ガニやサンショウウオなどが8月の源流近くでは捕まえられた事、源流近くは水も空気も冷たくきれいだった事などが発表されました。

また、雄物川を守るためにゴミを捨てないでほしい、捨ててる人を見かけたら注意してほしいと来館してる方やラジオを聞いてる方たちに呼びかけました。

 

 

◆今泉橋付近での水生生物調査の様子

◆源流近くでの水生生物調査の様子

 

 

 

チラシやポスターを作り、川にゴミを捨てないよう地域に配ったという生徒たち

雄物川町立福地小学校5年生

≪大好きぼくらの雄物川~もっと知りたい雄物川~≫

「大好きぼくらの雄物川~もっと知りたい雄物川~」と題し、町名であり学校の側を流れている雄物川について発表した5名。

身近な川である雄物川の歴史や名前の由来、源流近くで行った水質調査の結果について発表しました。

「川は自分できれいになる力をもっているが、生活廃水などがその力をこえてしまう場合がある」と説明しました。

 

 

◆水生生物調査の様子

 

調べているうち知らない事がいっぱいでビックリしたと話す生徒たち

羽後町立三輪中学校3年生

≪雄物川を守るために何をすべきか≫

「雄物川を守るために何をすべきか」と題し、浄水場や川を調べた結果を発表した榊原郁也さん。

雄物川を調べた結果→影響→自分達はどうすべきかを順序よく発表しました。

野焼きをするとダイオキシンなどの有害物質が発生し雨で流れる、それを魚が食べる、魚を人間が食べるなど例をあげ、人が犯した間違いは必ず人に戻ってくると説明しました。

雄物川を守るためには、少しずつでも多くの人がゴミを取りのぞき、生き物を守る源である水をきれいにすることなどを挙げました。

 

◆所内で行った雄物川についての学習の様子

ラジオにも流れるということで少し緊張したと話す榊原さん

-総  評- 湯沢河川国道事務所堀井建設専門官

西馬音内小学校・・・地名から踊りの衣装まで幅広く色々な事をよく調べてあり感心しました。そば饅頭は私も大好きなのですが、作り方は知りませんでした。

睦合小学校  ・・・地域を見直すきっかけになったのではないでしょうか。

          どうしたら良くなるか考え、チラシを作成し地域に配るなど、自分達で調べ、自分達で動いたことはとてもすばらしいと思います。

福地小学校  ・・・まだ学校では習っていない中性・酸性など水質についてよく調べましたね。

三輪中学校  ・・・さすが中学生!川への影響から結果まで分かりやすくまとめています。また、節約やリサイクルまで幅広く調べてあります。すばらしい!勉強になりました。

 湯沢河川国道事務所では、これからも「総合的な学習の時間」の取り組みに対して積極的にお手伝いさせていただきます。内容等につきましては下記までご連絡下さい。

◆ ご連絡先 ◆

国土交通省 東北地方整備局 湯沢河川国道事務所

地域づくり相談室 建設専門官   堀 井

電話/0183-73-3174〈内線512)

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