|
|
|
・・・・・施策実施に向けて・・・・・
|
H16年度施策における課題を改善するためにH17年度渋滞施策を計画
|
|
|
〜〜H16に対策を実施し、効果はあったものの依然として著しい渋滞が発生〜〜
|
|
|
H16年度施策実施による課題
|
|
●大曲西道路の利用が少ない (H16年度大会当日で約3000台/日)
●「パーク&シャトルバスと鉄道利用」の実施課題
(JRの運行体制の限界、シャトルバス運行の不採算、乗り換え時間のロス)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
・・・・・H17年度の主な取組み内容・・・・・
|
平成17年度渋滞対策の方針と具体案を検討・実施
|
|
|
|
|
|
|
<H17年度 施策>
|
|
|
|
@大曲西道路の活用による渋滞緩和
大会終了後、R105号等の大曲ICアクセス道路の渋滞状況に応じて、
一時的に大曲西道路未供用区間の臨時通行を実施(大曲西道路利用促進)
|
|
|
|
|
|
▲大曲西道路の未供用区間の臨時通行
|
|
A総合交通対策の新たな活用方策の検討
会場近くまで直接乗り入れるパーク&シャトルバスを試験実施
|
|
|
|
|
|
|
|
▲シャトルバス
|
|
▲参加モニターの受付確認
|
|
|
|
|
|
B昨年度効果が確認された施策の継続実施
HPにおいて昨年度の渋滞状況データ等を追加、携帯サイトにおいて
迂回路情報を追加し、情報活用による来訪者自らの行動変容を促す
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
・・・・・H17年度渋滞対策の成果・・・・・
|
H17取り組み成果と課題
|
<実施施策の評価>
|
@-1 大曲ICまでの最短のアクセス道路
|
|
|
▲山根ICから大曲ICまでのアクセス時間比較
|
|
|
▲大曲ICアクセス道路(R105号、市道、大曲西道路暫定通行区間)
|
|
|
|
|
@-2 大曲西道路の分担率が向上(分担率:約16%→約18%)
|
|
* |
R105号大曲IC方面からの来訪車両が大曲西道路を利用する割合(分担率)が16%から18%に増加した。 |
|
|
* |
大会開始前および終了後において混雑が著しいR105号利用車両の一部が大曲西道路に転換して、渋滞緩和に寄与している。 |
|
▲大曲西道路の分担率
|
|
|
|
|
Aパーク&シャトルバスモニター参加者(約70名)のうち、次回も利用したい人が約6割
|
|
|
* |
シャトルバスの利用人数は
28組71名が参加。バス台数は3台 |
|
|
* |
郊外のマイカー駐車場として隣接市である横手市の「秋田ふるさと村」の第3駐車場を利用 |
|
|
* |
総合交通によるアクセス方法として「次回もシャトルバスを利用したい」との回答が約6割 |
|
▲シャトルバス乗車の様子
|
|
|
|
|
|
▲次回来訪時に活用したいアクセス方法(アンケートより)
|
|
|
|
B-1 大会当日における携帯サイトアクセス件数が1万件を記録
|
* |
携帯サイトは大会当日に1万件を記録
(前年度に比べ+2000件) |
|
その他、 |
* |
携帯サイトは8/1〜8/31の1ヶ月間で1万7000件を記録
(前年度に比べ+4000件) |
|
|
* |
HPは8/1〜8/31の1ヶ月間で3万5000件を記録
(前年度に比べ+800件) |
|
|
|
|
B-2 携帯サイト等の迂回路情報を見て、迂回路を利用した来訪者は約1割
|
|
|
*
|
携帯サイトやHPによる迂回路情報供を見て、迂回路を利用した来訪者は約1割であった。
|
|
|
|
|
|
<渋滞状況の分析>
|
●大会終了後の速度低下継続時間が各方面で減少
|
|
|
*
|
大会終了後の速度低下継続時間は各方面ともに減少している。
|
|
▲H17年度渋滞状況(大会終了後の速度低下継続時間)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
●大会当日の総渋滞損失時間は約1割減少(目標を達成!)
|
|
|
* |
総渋滞損失時間はH16年度の9.1万人時間/年に対し、約1割減を目標としていましたが、H17年度は8.1万人時間/年となり、目標の約1割減を達成しました。 |
|
|
* |
車両1台当たりの渋滞損失時間も44分・台/日から43分・台/日と約1割減少しました。 |
|
|
▲渋滞損失時間の比較
|
|
|
|
●大会当日の二酸化炭素排出量は約6%減少(目標を未達成)
|
|
|
|
|
|
* |
H16年度の298t-CO2/日に対し、約8%減を目標としていましたが、H17年度は約6%減の281t-CO2/日となり、目標達成には至りませんでした。 |
|
|
▲二酸化炭素排出量の比較
|
|
|
|
|
<課題>
|
* |
大曲西道路の全線供用を見据えた道路ネットワークの最大限の活用方策の検討 |
|
|
* |
民間の臨時駐車場と公設駐車場の料金格差の排除による迷走交通渋滞の発生 |
|
|
* |
パーク&シャトルバスのアクセス面、料金面の改善 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
@ |
全線供用を見据えた大曲西道路の利活用方法の検討 |
|
|
A |
段階的な駐車場マネジメント |
|
・地元住民と協働し、モデル地区でのエリア別段階的料金設定などの施策実施 |
|
|
B |
総合交通体系の最大限の有効活用 |
|
・パーク&レールライド、パーク&シャトルバスの検討 |
|
|
C |
過年度からの継続施策は関係機関による持続可能な運用を考慮し、
マニュアル化による地元主導型への移行促進 |
|
|
|
|
|
|
|
【関連】
・論文)原田吉信:大曲花火大会における渋滞緩和に向けた取組、道路、2005-5号
|