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 〔お問い合わせ先〕 湯沢河川国道事務所 012-0862 湯沢市関口字上寺沢64番地の2号

           工務第一課長   TEL 0183-73-5504

平成18年12月8日(金曜日)

 

 平成18年11月30日(木)仙台市戦災復興記念館において、国土交通省東北地方整備局、及び東北土木施工管理技師連合会主催の建設技術提案(3D)表彰式、及び受賞報告会が開催され、当事務所の大久保堰特定構造物改築事業」が技術開発・新技術活用部門で受賞致しました。

 

[建設技術提案(3D)表彰制度とは]

 東北地方整備局では、平成11年度より、社会資本整備にあたって建設コストの縮減、品質の向上等(環境への配慮や工期短縮を含む)に資する優れた技術提案を行った業務、及び工事に対して、Design:「設計部門」、Device:「工事における創意・工夫部門」、Development:「技術開発・新技術活用部門」の各部門で表彰しているものです。

☆ 授賞式の様子 ☆ ☆ 受賞報告会で発表する桐山建設監督官 ☆

[今年度の受賞は]

Design : 「設計部門」 1件
Device  : 「工事における創意・工夫部門」 6件
Development  :  「技術開発・新技術活用部門」 3件

の合計10件でした。

 このうち、当事務所では、大久保堰特定構造物改築事業が、国内初の大規模なSR合成起伏堰の施工、「技術開発・新技術活用部門」において評価され受賞したものです。

大久保堰特定構造物改築事業の概要

 本事業は、洪水時に流水疎通を著しく阻害する旧大久保頭首工の流下能力を確保するため、ゲート開閉のできる「SR合成起伏堰」に改築したものであるが、大規模なSR合成起伏堰の施工は本事業が全国初であり、大規模施工への布石となったものである。事業の効果として、治水面では流下能力の確保や河床の安定、利水面では流況に対応した取水調整が可能となり、さらに環境面に おいても起伏機構が圧縮空気で油流出の心配も無いといった利点もあります。

 今回の受賞を励みに、湯沢河川国道事務所ではこれからも積極的に、技術や品質向上に努めまいります。

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