小委員会意見の原案への盛り込み方について
(知事管理区間)

 
 
  分類 各委員の意見 原案への盛り込み方
置賜 利水  渇水対策として、常に川に水が流れている仕組みを再構築する必要があると思うので、水利権の見直しを検討して欲しい。  圏域の河川について、各河川が有すべき水量・水質等を、今後調査・検討し、流水の正常な機能の維持に必要な流量を緊急性に応じて順次設定するものとする。(P12)を「…を今後は、限られた水資源について、河川環境も含めた水系全体の観点に立って調査・検討し…」の内容を追加修正していきます。
(上記の内容については他圏域についても同様に修正します。)
環境  油類の流出対策について記載してほしい。  水質の保全に対して、「最上川水系水質汚濁対策協議会」を活用し、水質事故対策への充実を図ること(P13)を追加していきます。
(上記の内容については他圏域についても同様に修正します。)
 一般的な企業活動による排水について、対応策の計画内容を記載することを検討すること。
【第6回小委員会】
 (P13)水質の保全・回復を図るためには、@生活排水対策としては、下水道や農業集落排水処理施設、合併浄化槽等地域に最適な手法による整備の推進。A産業排水対策としては、特定事業場排水は法令等による規制、農畜産排水は適正処理の促進。B地下水汚染対策として法令等による規則。
 等と密接な関係にあることから、地域住民並びに関係機関と連携して・・・を追加します。
(上記の内容については他圏域についても同様に修正します。)
 油類の流出対策について記載してほしい。
【第5回置賜地区小委員会】
(P13)(2)水質に『さらに、「最上川水系水質汚濁対策連絡協議会」を活用し、水質事故対策への充実を図る。』を追加します。
(上記の内容については他圏域についても同様に修正します。)
連携  水質の中で、米沢の西吾妻鉱毒の強酸性水も盛り込んで欲しい。
【第6回小委員会】
 (P9)2)河川の水質に「松川の酸性は、旧西吾妻鉱山坑内水等の流入に起因している。これについては、他事業で対策を進めており、今後とも状況を監視していく必要がある。」を追加します。
村山   連携  川はよい勉強の場であり、「川の少年団」のようなものを組織して欲しい。
【第5回村山地区小委員会】
「その他河川整備を総合的に行うために必要な事項」(P36)により子供たちの自然とのふれあい学習などを通して、河川愛護の普及と啓発に努めることとしており、また「総合的な学習の時間、生涯学習等を利用し、河川の歴史や文化、河川の整備について理解を深めていく」旨の記述を追加し、各活動の推進を図ります。
(上記の内容については他圏域についても同様に修正します。)
最上 その他  H14年度からの学校の総合的学習の分野で、地域に密着した河川の防災や危機管理との連携した取組が課題になるのではないか。  p21に「総合的な学習の時間、生涯学習等を利用し、河川の歴史や文化、防災や危機管理について理解を深めていく」旨の記述を追加します。(上記の内容については他圏域についても同様に修正します。) 
 過去の水害状況を後世に伝えていくことが必要と思う。  
庄内 環境 現在の良好な河川環境を形成している動植物について配慮してもらいたい。また、黒瀬川上流部にはツクシガヤが確認されていることから、整備において配慮願いたい。 ・1-2-3河川環境の現状と課題のB平地部に「また、黒瀬川上流部には置賜圏域黒川での自生が県の天然記念物に指定されているツクシガヤ等の生育が報告されている。」旨を追記します。 ・河川環境の整備と保全に関する事項として、河川工事においては、河川の特徴や動植物の生態をよく把握し、現状で有している良好な動植物の生息・生育環境について可能な限り保全・復元を図ることとしています。  
 庄内のいろいろな河川でミクリ類が群落をつくってありますので、河川環境の現状に記載してもらいたい。
【第6回小委員会】
 河川環境の現状に記載していきます。
総合的な
川づくり
 豊かな最上川を子孫に残したいという意見が多い。そのためには具体的にどうすればいいかわからない状態なので、それを実行に移すプロセス、行政と住民のパートナーシップの取り組み方をいれてもらいたい。
【第6回小委員会】
 P21地域と一体となった川づくりの推進事項  連携を推進するため、地域住民やボランティア団体等の協力を得ながら役割分担についての合意づくりや参加しやすい仕組みづくりに取り組んでいく・・・旨を追加します。
(上記の内容については他圏域についても同様に修正します。)  
※最上地区小委員会意見については、現時点の原案に盛り込まれています。