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環境に配慮した工事 > 魚がのぼりやすい川づくり
天童豊栄床固魚道
 最上川は、平成6年に「魚がのぼりやすい川づくり推進モデル事業」に指定され、魚に配慮した川づくりが進められています。天童豊栄床固は、上流側や寒河江川への魚の移動を妨げることが懸念されていましたが、平成9年6月の洪水による災害復旧工事と併せ、魚道を新たに設置することとしました。この改善にあたっては、検討会方式によって、学識経験者や地元の代表者など、一般の方々の意見が反映されながら作業が進められました。その結果、床固を左右の岸から中央に向けて、傾斜させる計画としました。これにより、川の流れが中央に集められるため、流れが安定して様々な深さや流れの速さが作り出されることになり、多くの種類の魚が川をのぼることができるようになります。  この工事は、平成9年度から始まり平成10年度に完成しました。

天童豊栄床固魚道
天童豊栄床固魚道


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