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留山川ダム
 最上川水系押切川(支川留山川)沿川地域では、たびたび洪水による被害に悩まされ、最近では平成11年8月豪雨による出水により甚大な被害を被りました。また、夏季においては、しばしば渇すに見舞われており,沿川地域の果樹園等に深刻な水不足が生じており、安定した水源の確保が必要とされています。このため、天童市字山口地先に生活貯水池(ダム)として留山川ダムを建設するものです。
 ダムの形式は重力式コンクリートダム、高さ46.0m、総貯水量1,120,000m3、有効貯水量1,000,000m3で、洪水調節、既得取水の安定化、河川環境の保全を目的とするものです。
 ダム地点における計画高水流量95m3/sを20m3/sに調節し、洪水による被害を防ぐダムとし調査・設計を行っています。現在、早期完成に向けて林道付替え工事を行っています。


ダム名 留山川 位置 天童市 目的


補給内容

 

 
流域
面積
7.2km2
 
型式 重力式
コンクリート
補給面積 −ha
湛水
面積
0.09km2 高さ 46m
最大発電力 −kw
総貯水量 1,120千m3 堤頂長 115.0m 常時発電力 −kw
有効
貯水量
1,000千m3
 
計画
高水量
95m3/s
給水区域
洪水
調節量
675千m3 計画
放流量
20m3/s 給水量 36,500m3/日
利水
容量
325千m3 調節
流量
75m3/s 施工期間 H5〜H23年度

<生活貯水池整備事業とは?>
 山間部や半島部等の地域では、治水に対する安全性が低く早急な治水対策が望まれているところが数多くあります。また、これらの地域の水源となっている井戸水や渓流水は、渇水期に取水の安全性や水質に問題が生じる場合があります。
 生活貯水池整備事業は、このような地域における局所的な治水対策と生活用水の確保を目的に、昭和63年度に創設された補助事業です。
 流水を貯留または放流する施設という点では通常のダムと変わりませんが、受益地域がダム所在市町村と一致している等の点で区別しています。



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