仙台東部道路（亘理ＩＣ〜岩沼ＩＣ及び仙台東ＩＣ〜仙台港北ＩＣ）
仙台南部道路（山田ＩＣ〜仙台南ＩＣ）の開通について
＜仙台東部道路と仙台南部道路が全線開通！！＞
国土交通省と日本道路公団（ＪＨ）が建設を進めてきました仙台東部道路のうち
、亘理インターチェンジ（ＩＣ）から 岩沼ＩＣまで及び仙台東ＩＣから仙台港
北ＩＣまでの２区間が、今後必要な手続きを経て開通しますのでお知らせします
。また、宮城県、仙台市及び宮城県道路公社が建設を進めてきました仙台南部道
路のうち、山田ＩＣから仙台南ＩＣまでの間が、仙台東部道路と同時に今後必要
な手続きを経て開通しますのであわせてお知らせします。
なお、今回の開通によって仙台東部道路、仙台南部道路ともに全線開通します。
１．開通日時 平成１３年８月１日（水）１５時００分
２．開通箇所
仙台東部道路
亘理ＩＣ（宮城県亘理郡亘理町逢隈牛袋）から
岩沼ＩＣ（宮城県岩沼市押分）までの区間（延長２．２ｋｍ）
及び
仙台東ＩＣ（仙台市若林区荒井）から
仙台港北ＩＣ（仙台市宮城野区中野）までの区間（延長５．２ｋｍ）
仙台南部道路
山田ＩＣ（仙台市太白区山田）から
仙台南ＩＣ（仙台市太白区茂庭）までの区間（延長３．６ｋｍ）
３．開通区間の概要
仙台東部道路と仙台南部道路は、隣接する三陸自動車道、常磐自動車道及び
仙台北部道路と一体となって、仙台都市圏自動車専用道路ネットワークを形
成する道路です。
@仙台東部道路
仙台東部道路は、亘理ＩＣを起点とし仙台港北ＩＣを終点とする延長２４
．８ｋｍの高規格幹線道路です。これまで岩沼ＩＣから仙台東ＩＣまでの
区間（１７．４ｋｍ）が開通しており、今回の２区間の開通により仙台東
部道路の全線が開通することになります。
A仙台南部道路
仙台南部道路は、仙台南ＩＣを起点とし仙台若林ジャンクション（ＪＣＴ
）（仙台市若林区今泉）を終点とする延長１１．０ｋｍの自動車専用道路
です。これまで山田ＩＣから仙台若林ＪＣＴまでの区間（７．４ｋｍ）が
開通しており、今回の開通により仙台南部道路の全線が開通することにな
ります。
４．開通の効果
（１）仙台都市圏自動車専用道路ネットワークの形成
今回の開通によって、仙台東部道路と仙台南部道路が三陸自動車道と
一体となり、東北地方の大動脈である東北自動車道と太平洋沿岸地域
を結んだ、仙台都市圏自動車専用道路ネットワークの約８割が完成し
ます。
これらにより、人や物など様々な移動を効率化し、宮城県内陸部や
東北各地から空港、港湾へのアクセスを容易にするなど、広域的な交
流の円滑化を図り東北各地の国際化に寄与することが期待されます。
（２）宮城県総合運動公園へのアクセス性向上
宮城県のスポーツ・レクリエーションの拠点として整備されている、
宮城県総合運動公園（グランディ・２１）は、平成１３年に行われる
「新世紀・みやぎ国体」や平成１４年に行われる「ＦＩＦＡワールド
カップ」の会場に予定されています。
今回の開通によって、宮城県内陸部や東北各地から宮城県総合運動公
園へのアクセス性が向上するとともに、周辺の幹線道路の渋滞緩和に
大きく寄与するものと期待されます。
（３）所要時間の短縮
今回の開通によって、仙台市を中心とした都市間の所要時間が短縮さ
れます。
南北方向の移動は、松島町〜仙台空港間では約５５分かかっていたも
のが約４０分となり１５分短縮されます。また、東西方向の移動では
仙台南ＩＣ〜仙台空港間で約３０分かかっていたものが約２０分とな
り１０分短縮されます。
|