公共事業の現場を見学、豆記者の目で見た結果を壁新聞に!

 酒田工事事務所では、山形県庄内地方の2市3町1村の25校の小学校児童が参加して、国土交通省直轄事業のほか、上下水道事業や土地区画整備事業などの理解を深めてもらうため、現場見学会を実施しました。
 見学会では、小学生自らが豆記者となり、自ら取材し、壁新聞の記事づくりに取り組みました。
 

●ポイント
  • 地元新聞社の協力により、取材方法や壁新聞作成にあたってのアドバイスをいただき、自ら学び、まとめる力を高める。
  • 現場の選定には、身近な市町村の事業から県・国の大規模な事業まで、幅広く組み合わせ、公共事業の理解を深める。
  • 新聞の作成にあたり、第三者に伝えるための復習や自らの考えをまとめるなど、押しつけではない自主的な復習型の学習とする。

●成果
 公共事業が社会に果たす役割や、自分たちの暮らしとの関わりなどを学び、また、取材した内容を、自分たちの考えを取り入れながら的確に文章にまとめるなど、「自らが学ぶ力」「自らが考える力」「自らがまとめる力」の向上へ支援ができました。
 取材後、作成した壁新聞は、コンクールで表彰した他、学校・市町村ロビー・道の駅などで展示し、かつ「豆記者新聞作品集」として冊子にまとめ配布、ホームページで掲載するなど、広く一般への広報を積極的に行いました。見学会、壁新聞とも地元新聞に掲載されるなど、大きな反響がありました。

スクープ!スクープ!しっかりメモしようっと。


●参加者の声
  • 「取材して思ったことは、どの施設も自然や町、人にやさしい作りになっていたということ。そして、たくさんの人たちが努力して豊かな町・酒田を作ろうとしていたことでした。」(酒田市立亀城小学校 6年生)
  • 「わたしたちの知らない仕事をする人たちの世界があった。すごい大変な仕事だ!」(朝日村立朝日小学校 4年生)
  • 「いままで、ファックス新聞は、書いていたけど、壁新聞はむずかしかった。しかし、みんなが一人一人がんばってなんとか成功させました。ぜひ読んでください。」(温海町立福栄小学校 3年生)

データ
場所:
実施者:
参加者:

実施日:
学習時間:
山形県遊佐町・酒田市・鶴岡市・温海町・余目町・朝日村
酒田工事事務所 地域づくり相談室 [TEL(0284)27−3331]
遊佐町、酒田市、鶴岡市、温海町、余目町、朝日村の小学校25校
3〜6年生 202名、先生 42名
平成11年7月13日・8月5日・10月21日・11月5日、8日、26日
2〜4時間

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