以下、水質用語の解説です。
 
■Cl- (塩化物イオン)
塩化物イオンのほとんどは塩分(塩化ナトリウム)に由来します。海水で約19,000mg/Lで、上水道の水質基準では、味覚の面から200mg/L以下となっています。小川原湖表面付近では、500〜600mg/L程度で、最下深部では、6,000〜7,000mg/L程度です。

■PH (水素イオン濃度)
PHとは、水溶液中の水素イオン濃度「H+」の逆数の対数をとったもので、PH<7の場合酸性、PH=7の場合中性、PH>7の場合はアルカリ性となります。高瀬川及び小川原湖での基準値は、6.5以上8.5未満。

■DO (溶存酸素量)
DOとは水中に溶け込んでいる酸素の量で、河川等の自浄作用や水生生物にとっては不可欠なものです。高瀬川及び小川原湖での基準値は、7.5mg/L以上。

■BOD (生物化学的酸素要求量)
BODとは、河川を対象に水質汚濁を示す代表的な指標で、溶存酸素(DO)の存在する状態で、水中の微生物 が増殖呼吸作用によって消費する酸素をいいます。一般的に、渓流等の清水域に生息するイワナやヤマメなどは2mg/L以下、比較的汚濁に強いコイやフナなど では5mg/L以下が必要とされています。高瀬川での基準値は、2mg/L以下。

■COD (化学的酸素要求量)
CODとは、水中の有機物等を酸化剤(過マンガン酸カリウム)で酸化するときに消費される酸化剤の量を酸 素の量に換算したもので、湖沼を対象に水質汚濁を示す代表的な指標となっています。小川原湖での基準値は、3mg/L以下。

■SS (浮遊物質量)
SSとは、水中に懸濁している直径2mm以下の不溶解性の粒子物質のことで、水の濁りや太陽光線の透過を妨げたり、ひどい場合は魚類のえらを塞ぎ、窒息死させる危険があります。高瀬川での基準値は25mg/L以下、小川原湖での基準値は5mg/L以下

■総窒素
総窒素とは、窒素化合物の総量をいい、動植物の増殖に欠かせないもので、リンとともに栄養塩と呼ばれ、その存在量は富栄養化の目安となっています。
■総リン
総リンとは、リン化合物の総量をいい、動植物の増殖に欠かせないもので、窒素とともに栄養塩と呼ばれ、その存在量は富栄養化の目安となっています。

 
 
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