小川原湖総合観測所とは
 
小川原湖総合観測所は、昭和55年度に小川原湖北部に建設された気象・水象・水質の総合観測施設です。このように湖上に建設された観測所としては、日本では霞ヶ浦・中海についで三番目のものになります。

昭和56年度には水防テレメータシステム、昭和57年度には水質テレメータシステムが導入され、信頼性の高いデータを迅速に確保して小川原湖の水質管理・洪水管理に威力を発揮しています。
さらに、平成11年度には水質観測機器の改良が行われ、現在では、気象・水象・水質など15項目の観測記録が定期的な保守管理の実施によって順調に行なわれています。

観測項目
種 別 装 置 観測深度 観測項目
水 質 水質観測 TP-4.0m〜TP-15.6m(0.5mピッチ) pH 水 温
DO 濁 度
COD クロロフィルa
塩分水温観測 TP-2.0m〜TP-15.6m(2.0mピッチ) Cl- 水 温
気象・水象観測
流 速  
気 温  
日射量 日照時間
風 向 風 速
雨 量 水 位
 
小川原湖総合観測所の構造
 
小川原湖は、毎年1月〜2月にかけて湖面が30〜60cmの厚さで全面結氷し、融雪期には風により氷が湖内を移動するため、総合観測所は氷の外力条件を考慮して設計された独特な形状をしています。

総合観測所の局舎の下部は、直径1.4mの鋼管杭4本で支えられ、水面付近で1本の円錐状の脚柱に結合されています。
この円錐状の脚柱は氷圧力を軽減させるために考案・設計されたものです。

上部は一辺10m四方の床版に受変電設備用のスペースが張り出した形に、鉄骨軽量気泡コンクリート構造の7m×8mの局舎がのっており、各観測機器を納めています。

観測に必要な電源は、東岸の谷地頭から水底ケーブルにより6,000Vの高圧を受電し、屋外受変電設備により単相100V及び三相200Vに変電して使用しています。

 
 
 
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