鮭の遡上

平成18年秋阿武隈川より摺上川にたくさんのサケが遡上しました。 これだけ多くのサケが遡上したのは、 20数年ぶりといっても過言ではないとのことです。
   
鮭の遡上のようす 鮭の産卵のようす

なぜ、これだけ多くのサケが今年遡上してきたのか、阿武隈川漁協の堀江事務局長に尋ねてみました。  

堀江事務局長 「今年は、河口付近でサケが遡上し始める 8月から程良く雨が降ったり、上流部となる福島県を流れる阿武隈川とその支流より10月初旬の降雨による多目の水量が河口となる宮城県側の漁業組合の方々による鮭漁ができなかったのも原因のひとつかもしれません。   多目の水量がとても遡上しやすい環境となり、途中で力つきることなく摺上川にも多くのサケが戻ってきてくれたんだと思います。   サケは4年前に自分の生まれ育った川に戻ってきます。   鮭を採捕している人の話では、摺上川生まれと荒川生まれの鮭が阿武隈川を遡上し間違うことなく生まれたそれぞれの支流に二手に分かれる所も見る事が出来るといいます。そのくらいサケは自分のふるさとの川の記憶を忘れず、鮮明に覚えているということのようです。 しかも、生まれ育った川だけではなく、自分が生まれた場所も鮮明に覚えているという採捕をしている人の話もあるほどです。  

自分の生まれた場所をしっかり覚えているから、毎年同じ場所で産卵するサケが多いのでしょう。」

こうやって、阿武隈川や荒川などをはじめ、私たちの摺上川も 4年周期で一生を終える鮭の命が永久のものとなって後世に伝えられる環境をいつまでも守り、福島の人達約45万人が飲んでいる摺上川の水のおいしさも命の源として守り続けなければなりませんね。人間だけが恩恵を受けているのではないのですから。 サケさん、いっぱい戻ってきてくれてありがとう!いつまでも摺上川を忘れないでね!僕たち私たちも川の水をたいせつにするから。 また来年も、再来年も、ずーっといつまでも摺上川に戻ってきてね♪

 


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