相馬市では、大洲海岸から約3.7㎞の距離にある国道6号相馬バイパスまで津波が到達しましたが、高さ約5mの盛土構造であるバイパスが防潮堤として機能し、津波浸水被害の拡大を防ぎました。
なお、相馬バイパスは発災後早期に仮復旧(3月18日)し、災害救助、被災地からの瓦れき搬出等にも有効に機能し、被害拡大の防止、早期の復旧にも大いに貢献しました。
こうした事例がその後の津波対策の参考となり、「多重防御」の発想による津波災害に強い地域づくりが進められることとなりました。
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