閖上地区かわまちづくり
閖上を照らす、川辺のテラス。
かわまちてらす閖上は2019年にオープンした閖上のランドマークです。
東日本大震災で津波による大きな被害を受けた閖上地区ですが、地元の事業者、応援者による新たなまちづくりが実を結び港町に活気と人々の憩いの場が戻ってきました。
長屋のようにずらりと立ち並んだお店は、どれも個性豊かでバラエティに富み、いつ訪れても地元ならではの「うまいもん」や、特別な「ひととき」に出会えます。
人とまちを明るく照らすこの場所には、閖上の魅力がぎゅっと詰まっています。
閖上地区MIZBEステーション
- 東日本大震災では、大規模な河川堤防の崩壊・亀裂・沈下等の被害が発生しました。その際、応急復旧等に要する資材の調達に困難を極めたため、名取川の災害時の緊急復旧活動を実施する拠点として、閖上地区MIZBEステーションを整備しました。
- 平成27年度より、国土交通省と名取市が連携し整備を進めてきた 『 閖上地区MIZBEステーション 』 が完 成(令和3年3月竣工)し、 現地において完成施設のお披露目を行いました。
- 平常時にも、備蓄材や資材の展示を行うことで見て触れられる体験学習の場となるような広場を整備して過去の災害の教訓を学ぶ場として活用していきます。
広瀬川1万人プロジェクト
杜の都・仙台のシンボルである広瀬川の自然環境を守り、多くの市民が親しめる広瀬川とするため、100万都市仙台の1%・1万人をキーワードとして、市民・企業・行政などで実行委員会をつくり活動を展開しています。 主な活動は、春と秋に実施している流域一斉清掃です。特に秋には、「広瀬川の清流を守る条例」(1974年9月28日公布)にちなみ、毎年9月の最終土曜日に流域10数ヶ所で一斉清掃を実施しています。 さらにこうした清掃活動をきっかけとして、より皆さんに広瀬川に関心を持ってもらおうと、清掃終了後に芋煮会やもちつき、カヌー試乗会などの参加者の相互交流や,地域のことをよりよく知ってもらうためのエコスクールなど、清掃以外の活動にも取組んでいます。
水辺の楽校
仙台市と連携した自然環境学習のフィールドとして親水性、利活用に配慮した環境整備を実施
- 水辺空間の整備により環境学習等様々なイベントが開催され、地域の活性化に寄与している。
- 日常においても水辺が利用され、地域の人々の余暇活動等に寄与している。
- 整備済み箇所の利用者数は整備前後で1.7倍増加している。
じゃぶじゃぶ池(親水護岸)
環境整備事業等による人と触れ合える川づくりの推進のため、広瀬川地区には、都市における貴重な河川空間として、じゃぶじゃぶ池(親水護岸)を整備しています。
ミズベリング
名取川水系におけるミズベリング
ミズベリングは、新しい水辺の活用の可能性を切り開くための官民一体の協働プロジェクトです。 ミズベリングの語源は、「水辺+ RING (輪)」、 「水辺+ R (リノベーション)+ ING (進行形)」。 水辺に興味を持つ市民や企業、 行政が三位一体・ひとつの輪となり、 持続可能な水辺の未来に向けて改革していく。 そんな意味が込められています。
名取川水系でのミズベリング関連イベントの開催状況
(R 1 年 7 月~ R 3 年 3 月現在)
イベント名 | 年月日 | 参加概数 |
---|---|---|
水辺で乾杯in 広瀬川(宮沢橋) | R1.7.5 | 約30名 |
水辺で乾杯in 広瀬川(大橋) | R1.7.7 | 約30名 |
水辺で乾杯in 閖上 | R1.7.7 | 約150名 |
政宗さんの川狩り | R1.8.24 | (会場工事中で中止) |
広瀬川サケ祭り | R1.11.3 | (会場工事中で中止) |
IMONI-1 グランプリ | R1.11.9 | 約1,000名 |
水辺で初日の出 | R2.1.1 | 約500名 |
かわまち 春まちの宴 | R2.3.7〜8 | (新型コロナウィルスの感染拡大防止に向けた取り組みにより中止) |
水辺で乾杯2020in 閖上 | R2.9.9 | 約50名 |
IMONI-1 グランプリ・芋煮 WEEK | R2.11.21〜22 |