保全って何? TOP 建物用語集 管理の苦労話 コラム トピックス 法令点検一覧 印刷版






保全とは、建築物(設備を含む)及び諸施設、外構、植裁などの対象物の全体又は部分の機能及び性能を、使用目的に適合するようにすることをいいます。「安全」、「快適」、「業務効率の向上」、「維持費の低減」、「環境への負荷軽減」、「建物の長寿命化」などのため、保全は非常に重要となります。











 

財布への負担、環境への負担

企画から廃棄までの建物の生涯において、費やされる費用の総額を、ライフサイクルコスト(LCC)といいます。同様に、排出される二酸化炭素(CO2)の総量を、ライフサイクルCO2(LCCO2といいます。 LCCのうち、実に7割以上を運用段階での費用が占めます。


 日本の二酸化炭素排出量のうち、建築分野における排出量は約3分の1を占めており、その中でも業務用ビルの運用段階での排出量は、約3割に上ります。


 LCC、LCCO2共、保全の仕方によっては更に大きく膨らみ、財政、地球環境に多大な負担をかける恐れがあります。それを防ぐためには、計画的に先手先手で保全を行うことが重要です。

 



 

 

 経年30年以上の施設が今後増加することにより、維持管理・更新及び保全のための費用が増大することが予想されています。
 このため、施設の管理、維持保全、改修等を適正かつ効率的に行い、既存施設を良質なストックとして活用することが 重要です。
 国土交通省では「官庁施設の保全に関する技術的基準」により、各省庁に対して、保全の指導を行っています。また新たに、総合的かつ有機的な保全関連技術として「官庁施設のストックマネジメント技術」を確立し、より効率的な施設の管理が行えるよう努めています。

ストックマネジメントのイメージ