宮城陸運支局(宮城県仙台市)

お話:東北運輸局 宮城陸運支局
   総務課 五代儀専門官   牛渡庶務係長

敷地 15,936?
庁舎 延べ面積 1,751?
自動車検査場 延べ面積 2,038?
 検査コース 5本
 計測コース 1本
 二輪コース 1本
宮城陸運支局について教えていただきたいのですが
 五代儀専門官:宮城陸運支局は宮城県内で唯一の自動車登録及び検査を行う施設で、全国でも有数の業務量を行っている施設です。敷地内には事務手続きを行う庁舎、車検の検査コースがある自動車検査場があります。自動車検査場では1日当たり600〜800台、3月の繁忙期には約1,500台に対応しています。来庁者は1日当たり2,000人、繁忙期には約10,000人を数え大変混雑しています。

 

お二人は施設管理の経験はあったのですか?
 五代儀専門官:2年前に現在の職務に就きましたが、それまで施設管理に携わったことがことはありませんでした。
 牛渡係長:私も2年前に現在の職についています。初めて施設管理の業務を行っています。
 

お二人とも初めではお困りになることもあったのではないですか?
 牛渡係長:建物の設備関係が全くわからなかったため、保守をするうえで大変とまどいました。 前任者に聞いたり、過去の契約資料などをもとに空調・ボイラー・自動ドアといった保守点検が必要な設備について、いつ、どの様なメンテナンスを行えばということを把握するのが大変でした。
 

施設管理を行ううえで大変なことは何ですか?
 牛渡係長:ここでは施設の保全業務で約20本の業務委託をおこなっています。契約の内容や時期がわからないと発注できないので把握するのが大変です。故障やその前兆がある場合は委託業者からアドバイスをもらうのですが、専門的な内容でなかなか理解が難しい場合がありますが、完成図等の完成図書を活用しながら、1つ1つ理解出来るまで説明を受け対応するようにしています。
 気になる場所や問題点は自分の目で見る様にしています。また、更新や追加工事の内容履歴が分かるように図面を管理しています。
 

施設管理を行うにあたって心がけていることがあれば教えてください。
 牛渡係長:やはり来庁者が多いですので、第1に来庁者が気持ちよく使用できるように心がけて施設管理を行っています。車検を行う検査機器や電気関係に不具合が出てしまうと業務が滞り来庁者にご迷惑をかけますので検査場の担当者と連絡をとりながら気を付けています。この2年間は電気や空調関係で大きな問題が無く、来庁者に不快な思いをさせなかったのが良かったです。
 

現在お困りの点などありますか?
 牛渡係長:現在はこれといった不具合はありませんが、竣工から10年経過していますので経年劣化により、外壁のタイルや屋根防水などで問題がでるのではないかと心配です。専門的なアドバイスを受けながら今後の保全計画を立てたいと思っています。
 

  最後になりますが、施設管理を行ううえで大切なことなどありましたら
 五代儀専門官:自動車も建物も共通するのですが、所有者による管理が重要だと思います。車では所有者が車検をおこなうユーザー車検があります。これは所有者の責任で整備し車検を受けるのですが、そのためには安全や公害防止といった点についてはユーザーによる管理が重要になります。建物も同様で快適に使用するためには自己管理が大切ではないかと思います。不具合がある場合などは原因を究明し、その根本から解消を行うことが大切ではないでしょうか。

(2002.3)

宮城陸運支局ホームページ