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国道7号とは

風光明媚な日本海沿岸をゆく縦貫道


美しい海岸沿いを走る

市街地では4車線化も進む
 

 きらめく日本海と波しぶきを眺めながら新潟から北に向かい、城下町の鶴岡、実り豊かな平野の田園風景を抜けていく、まさに庄内地域の顔ともいえる道が国道7号です。そのルートは新潟市を起点とし、日本海沿岸を北上しながら山形県、秋田県を通って青森市に至ります。

 かつてこの道は、源義経や松尾芭蕉が通ったとも記されています。松尾芭蕉は酒田での句会やもてなしを楽しんだ後、越後を目指してこの道を南下。沿道には、芭蕉をはじめとする名所や旧跡が数多く残っています。 また海水浴場も多く、夏場は地元の人はもちろん、県外からの観光客で賑わいを見せます。

数多くの整備事業を経てネットワーク化へ

 

 国道7号は、総延長が約559.6km (道路統計年報2015より) の主要な幹線道路で、酒田河川国道事務所はこのうち山形県内の約83.7kmの改築と管理を担当しています。

 昭和8年から改良工事を行い、昭和27年に完成。この完成とともに、それまで国道10号と呼ばれていた名称が一級国道7号へと変わりました。その後も、海岸沿いを走る温海バイパス、鶴岡市北西部を迂回する鶴岡バイパス、母なる川最上川を渡る両羽橋、酒田市街を通過する酒田バイパス、昭和59年度から着工し今年度全線供用予定の吹浦バイパスなど、数々の整備が進み、交通渋滞解消や、所要時間の大幅な短縮とともに、庄内の交通ネットワークが強化されつつあります。

 これらの道路整備は、北陸・東北両エリアの経済振興や文化交流につながる一方、海岸線に沿って走る「おばこ・おけさライン」の景観美として広く親しまれ、観光面でも注目されています。