治水工事に活やくした人


榊田清兵衛
(1864〜1929)
秋田県大曲(おおまがり)市生まれ


榊田清兵衛(さかきだせいべい)という人は、秋田県に住んでいた人で、赤川の治水工事を行った代表的な人物です。昔、最上川に合流していた赤川は、大雨のたびに水害をおこしていました。そこで、田んぼをつぶして赤川の川はばを広げようという計画が考えられました。清兵衛は仕事で庄内に来たときに、「農家の人は田んぼをなくしては困ります。」という話しを聞いて、田んぼをつぶすかわりに砂丘(さきゅう)をほって、最上川と赤川を切りはなす治水工事を政府にねがい出て、新しい川の流れをつくる工事がはじまりました。

昭和10年11月の頃の赤川左岸(さがん)荒屋(あらや)

昭和8年頃の土砂運搬作業(どしゃうんぱんさぎょう)


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わたしたちの最上川[山形河川国道事務所]


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