高規格幹線道路とのネットワークにより交通圏域が拡大します。
地域高規格道路は、広域的な交流や地域の連携を図る道路のネットワークとして、高規格幹線道路と一体になって働き、一般国道及び主要地方道などの機能をより高めます。原則4車線以上の道路で、高規格幹線道路に準じる60〜80km/hの高速度サービスを提供します。
市街地では、積雪で幅員が狭くなる
現在の新庄−酒田間の国道47号は最上地方と庄内地方を結ぶ重要な路線であるにもかかわらず、市街地では慢性的な交通渋滞や冬季の積雪による幅員の 減少、中間部は最上川とJR陸羽西線に挟まれ、かつ急峻な地形を通過するため、急カーブやスノー・ロックシェッドによる幅員減少が多く、あい路区間となっ ています。また事前通行規制区間があり、災害時あるいは交通事故等のう回路もなく、緊急時には甚大な社会的損失が想定されます。
こうしたことから、主要幹線道路としての機能が非常に低下しており、両地域を結ぶ幹線道路として、今以上の安全性・信頼性・高速性の向上が求められているのです。