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世界遺産とは、1972年のユネスコ(国際連合教育科学文化機関)総会で「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)にもとづいて登録された文化・自然のことです。素晴らしい自然や文化を国や民族に関係なく、みんなで守っていこうとリストが作られています。 |
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文化遺産・・・
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すぐれた普遍的価値をもつ建築物や遺産など |
自然遺産・・・
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すぐれた価値をもつ地形や生物、景観などを有する地域 |
複合遺産・・・
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文化と自然両方の要素をかねそなえているもの |
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白神山地は,世界遺産地域と関連の森林地域から成っています。世界遺産地域(16,971ha)は、核心地域(全くの手付かずで残す保存地区)10,139haと緩衝地域(保存地区の外側を取り囲む保全地区)6,832haから成っています。 白神山地のブナを中心とした原生的な落葉広葉樹林を主体とする手つかずの自然環境は、全国的にも貴重なものとして認められ、平成2年3月に林野庁が「白神山地森林生態系保護地域」を設定、平成4年7月には環境庁が「白神山地自然環境保全地域」を指定しています。特に保全を図るべき特別地区(9,844ha)では工作物の新築や土地の形質の変更、土石の採集、木竹の伐採などの行為は環境庁長官の許可が必要となります。また、同一地域が野生動植物保護地域に指定されていて、保護対象となっている植物の採取や損傷が禁止されています。 ※核心地域への入山手続きについて詳しくはこちら「WEB東奥(東奥日報社)」 |
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1972年11月16日
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「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)が、フランスのパリで開催された第17回ユネスコ総会で採択される |
1990年3月29日
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林野庁が白神山地に森林生態系保護地域を設定 |
1992年6月18・19日
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衆参両議院において、世界遺産条約の締結を承認 |
1992年6月26日
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世界遺産条約の批准を閣議決定 |
1992年7月10日
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環境庁が白神山地を自然環境保全地域に指定 |
1992年9月4日
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文化庁、環境庁、林野庁の3庁が世界遺産(自然遺産)の候補地に「白神山地、屋久島を選定したい」と発表 |
1992年10月1日
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政府は、白神山地と屋久島を、我が国の自然遺産の第1候補地としてユネスコに申請 |
1993年12月9日
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コロンビアのカルタヘナで開催された第17回世界遺産委員会総会において、屋久島とともに白神山地の世界遺産登録が正式決定 |
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